『忍者に結婚は難しい』ドラマと原作の主な違い一覧（７話）

今回は

ドラマ『忍者に結婚は難しい』第７話の
原作と違う点の紹介

です。


ドラマ『忍者に結婚は難しい』の原作は『ルパンの娘』シリーズ等で有名な横関大さんの同名小説です。

＼ ドラマの原作だよ！ ／

ドラマ『忍者に結婚は難しい』は原作小説との違いが多めだったので、主な違いを紹介してみようと思います。

7話のネタバレ感想はこちら

>>【7話感想】『忍者に結婚は難しい』ドラマ7話感想。「幼馴染マウント、きっつ…」

この記事は、原作小説とドラマを比較しているため、ドラマおよび原作のネタバレを含みます。ご注意ください。

忍者に結婚は難しい７話の原作との違い

ドラマ7話の原作との違う点を、気づいた限り簡単に紹介します。

冒頭インタビューシーン

ドラマの冒頭は、インタビューシーンでテーマは「理想の夫婦のあり方について」でした。

蛍と悟郎は伊賀と甲賀という前に「理想の夫婦のあり方」も違うみたいです。

蛍と悟郎が戦った後に打ち明け合った内容

ドラマでは、自宅のリビングで、赤巻議員暗殺事件の夜の話やチャリティーイベントでの爆弾事件の時の話をして、お互いに答え合わせをしていました。

しかし蛍は、チャリティーイベントのときに爆弾テロを直接防いだウェイターが雀だということは伏せていました。

原作では、お互いがどんな環境で忍者として育ったのか、身の上話をしていました。

風富城水が小夜に継がせるといっている地位

ドラマでは小夜が風富城水の後を継いで総帥になる予定のようでした。

原作では、小夜は「父・風富城一郎の後を継いで政治家になる」と祖父の城水から聞いていたようでした。

雀の「しのびぃ」アカウントに対する変なコメント

ドラマ7話はほとんどがドラマオリジナルストーリーで、主に雀の話でした。

配信者「しのびぃ」への変なコメントがついていて、不穏な空気が生まれました。

原作では、雀の設定が配信者ではなく地下アイドルですし、雀をメインとしたこのようなエピソードはありませんでした。

赤巻議員殺しの真犯人を見つける提案

ドラマでは、朝早く部屋を掃除した悟郎が蛍の無実を証明するために「赤巻議員を殺した真犯人、俺たちで探さないか」と蛍に提案しました。

「蛍を危険な目に遭わせたくない」という悟郎に、蛍は抱き着きました。

原作では、すでに伊賀に追われている状態で、「真犯人を探しだしてそれを手土産に交渉する」と蛍が悟郎に提案していました。

悟郎は右手を差しだし、蛍はその手を握りました。

赤巻議員殺しの真犯人を探すために悟郎がしたこと

ドラマでは、伊賀に追われる前に赤巻議員殺害の真犯人探しに乗り出したため、伊賀の持っている情報を再び洗い直す作業をしていました。

原作では、蛍と一緒に伊賀忍者から逃亡している最中のことなので当然伊賀ルートは使えず、辞めてしまった赤巻議員の元運転手の男に会いに行きました。

赤巻議員殺しの真犯人を捜索するタイミングで接触してきた山田

ドラマでは、蛍が公園のベンチで一息ついているときに会社員風の山田が接触してきて、蛍からの調査協力依頼を受けました。

原作では、悟郎と一緒に伊賀忍者の追手から逃げている最中にタクシー運転手の山田が接触してきました。

蛍から依頼をしたのではなく、「今やっていること」すなわち「赤巻議員殺害の真相を洗うこと」を続けろ、という上からの指示を蛍に伝えにきたのでした。

甲賀者だと気づいた小夜が蛍にしたこと

ドラマでは、小夜は悟郎さんへの恋心があるからか、蛍に直接接触して甲賀者だと探りを入れつつ、幼馴染マウント発言をしたり、離婚を促すような挑発的な発言をしていました。

原作では単純に、逃走した甲賀者の蛍へ追手を遣わしただけでした。

小夜の悟郎夫婦の離婚問題への関心

ドラマでは、悟郎夫婦を離婚させてでも自分が悟郎の隣に行きたい様子の小夜。

蛍と悟郎のそれぞれに「離婚しないのか」と質問をしていました。


原作では、単純に「面白そうな話題」というくらいの関心で、「離婚も時間の問題と思われた大学の友達が最近関係を修復した方法」を悟郎へ教えていたので、どちらかというと離婚を防ぐのに協力的でした。

悟郎と雀の接触

ドラマでは、ストーカーから守るため、蛍が雀を草刈家にかくまうことにしました。

そのため、当然草刈家で悟郎と雀が接触します。

「蛍ちゃんと悟郎さんは私の理想」と言っていた雀。

悟郎さんに直接会った結果、「予想以上にいい人！」と高評価でした。


原作では、捕まった後、伊賀に蛍が出された条件「豊松議員の暗殺」を実行するフリをするため、蛍は雀に自分に変装させました。

蛍に暗殺をやめさせようとした悟郎が、雀を蛍だと思い込んだまま少しだけ接触しました。

小夜と雀

ドラマでは、小夜は監視カメラの映像を見て、爆弾テロを防いだウェイターが雀だと気づきました。

そして、ストーカーに襲われている雀を蛍が撃退するシーンを小夜が目撃しました。

原作では小夜と雀の接触は全くありません。

蛍の雀に対する態度

ドラマでは、雀に1人で留守番させる際に注意をたくさん伝えたり、スマホにGPSアプリを仕込んでおくといった、超のつく過保護っぷりを見せていました。

原作では、危険な任務に協力してもらう程度、しっかり妹離れしているようです。

蛍が「小夜が伊賀忍者」だと認識したタイミング

ドラマでは、雀が草刈家に来た翌日の朝、出勤前の悟郎と蛍が公園で話をしていました。

そのときに、小夜が伊賀忍者であることを悟郎の口から確認しました。


原作では、蛍と悟郎の戦いの後した身の上話で、小夜も伊賀忍者であることを悟郎に確認しました。

悟郎の料理

ドラマでは、ストーカーの件で雀と一緒に警察に行った蛍が帰ってくるのを待つ間に、悟郎さんが1人で料理をしていました。

蛍が食べて「おいしい！悟郎さんすごい！」と手放しで褒めていて、とても仲のいい夫婦になっていました。


原作では家で悟郎さんが料理する描写はありません。

『運命』の電話がかかってきたタイミング

ドラマでは、小夜と音無が草刈家に迫ってくるときに、甲賀で「逃げろ」を意味するベートーヴェン交響曲第五番ハ短調『運命』が流れてくる電話がかかってきました。

原作で『運命』の電話が来たのは、悟郎さんに正体がバレたときでした。

まとめ：雀のストーカーエピソードはドラマオリジナル！

以上、『忍者に結婚は難しい』ドラマ7話での原作との違いでした。

6話で蛍と悟郎の関係が大きく変わった後の雀回。

緩急の「緩」の回だった形ですね。

ドラマオリジナルストーリーだったので、原作との違いはやっぱり書きにくかったです。（知らんがな）

『忍者に結婚は難しい』については他の記事も書いているので、よかったら読んでみてください。