『忍者に結婚は難しい』ドラマと原作の主な違い一覧（６話）

今回は

ドラマ『忍者に結婚は難しい』第６話の
原作と違う点の紹介

です。


ドラマ『忍者に結婚は難しい』の原作は『ルパンの娘』シリーズ等で有名な横関大さんの同名小説です。

＼ ドラマの原作だよ！ ／

ドラマ『忍者に結婚は難しい』は原作小説との違いが多めだったので、主な違いを紹介してみようと思います。

6話のネタバレ感想はこちら

>>【6話の感想】『忍者に結婚は難しい』ドラマ6話感想。「ついに激突！蛍vs悟郎」

この記事は、原作小説とドラマを比較しているため、ドラマおよび原作のネタバレを含みます。ご注意ください。

忍者に結婚は難しい６話の原作との違い

ドラマ6話の原作との違う点を、気づいた限り簡単に紹介します。

冒頭インタビューシーン

ドラマの冒頭は、もちろんインタビューシーンでテーマは「夫婦喧嘩について」でした。

6話は初心に戻って蛍と悟郎だけ出てきた。

蛍が甲賀者だと確信した悟郎が帰宅してとった行動

ドラマでは、悟郎の帰宅時は悟郎も蛍も背中に刃物を持っていたものの、行動には移さず相手の出方を伺っていました。

そして、そのまま食卓につきました。

原作では「今すぐ逃げろ」を意味する緊急の符号、ベートーヴェン交響曲第五番ハ短調『運命』を聞き外に逃げようとした蛍に、帰宅した玄関で鉢合わせし、いつもと全く違う空気をまとって蛍に対峙しました。

そして腹の底から絞りだすような声で蛍に聞きました。

「もしかして、蛍、お前は忍者なのか？」

悟郎が毒が入ってると疑ったメニュー

ドラマではお互いが忍者だと確信した状態で夕食を終えました。

そのときに「蛍が用意したローストビーフに毒が入っているのでは？」と悟郎がビビッていました。

原作ではすでにバトルの最中に音無恵美が来訪して中断、そのまま恵美と食べることになった夕食の唐揚げに毒入りの疑いを持っていました。

バトル開始のタイミング

ドラマでは、お互いに忍者だと確信している状態で一晩すごし、翌朝にバトルが始まりました。

原作では、帰宅した悟郎がそのまま疑いを蛍にぶつけ、言葉では追及しきれないと悟った悟郎が棒手裏剣を放ってバトルが始まりました。

バトル開始はどちらも悟郎の棒手裏剣で、蛍がそれを文庫本で防ぐところもドラマ・原作共通していました。

バトル中断の回数

ドラマでは、ふるさと納税の返礼品のカニが届いたときと音無一家が訪ねてきたときの2回中断しました。

原作では、音無恵美が訪ねてきたときの1回だけでした。

蛍と悟郎が3つの質問をし合ったときの体勢

ドラマでは戦いながら質問をし合っていました。

原作では、一時休戦をしてダイニングテーブルで質問をし合いました。

悟郎の最後の質問

ドラマでは、「甲賀の…」と言いかけてから質問を変えて「蛍はなんでおれと結婚した」と問いました。

原作の最後の質問は「豊松議員を救ったのはお前だな」でした。

小夜が「蛍が甲賀者」だと気づいたタイミング

ドラマでは、会議室で一人監視カメラの映像を確認している小夜の姿がありました。

悟郎のいつもと違う様子と自分が蛍に会ったときの印象から、蛍にたどり着いたようです。

原作では特に記述はありませんが、悟郎の動きを不審に思った小夜が伊賀忍者たちに草刈家へ向かうように命じました。

そこで得られた情報から「蛍が甲賀者」だという結論に至ったと思われます。

家事代行サービスの山田が持ってきた情報

ドラマでは、家事代行サービス員に扮した山田が、竜兵の家に世田谷中央郵便局にいる伊賀忍者の情報を持ってきました。。

そして、その中にはやはり悟郎がいることを確認しました。

原作では、そのようなシーンはありません。

悟郎が蛍に家族がいると知ったタイミング

ドラマでも原作でも、蛍は悟郎に「天涯孤独の身」と伝えていました。

ドラマでは、戦っている最中に蛍に掛かってきた電話について、蛍が「どうせ家族の誰かだから」と言い、悟郎が「え、家族いるのか」と驚いていました。

原作では戦い終わったキャンプ場で2人で話しているときに蛍が悟郎に伝えていました。

音無恵美が草刈家へのお礼に持ってきたもの

ドラマでは、音無失踪の際に音無一家が世話になったとして、悟郎と蛍に対して夫婦茶碗をプレゼントしました。

バトル中だった蛍と悟郎はタジタジ…。

原作ではホットドッグのレシピを教えてもらったお礼に和菓子を持ってきたのでした。

休戦後戦いを再開した場所

ドラマでは、音無一家が帰った後、そのまま家の中で戦い続けました。

原作では近所迷惑を考えて場所を移すことを悟郎が提案し、2人が出会ったキャンプ場に行きました。

小夜の迷い

ドラマでは、蛍が甲賀者だと気づいた小夜が忍者居酒屋「NIN NIN」に一人で行き、秘「友達が、初恋の人の奥さんの密を知ってしまった」という旨を店員の宇良くんに話していました。

原作にはもちろんこのようなシーンはありません。

蛍と悟郎の庭キャンプエピソードなど

ドラマでは、朝から始まった戦いは夜まで続き、その合間に仲良しだったときのエピソードをお互い思い出していました。

原作では、そんな描写はありません。

バトルからキスの流れ

ドラマでは、お互い思い出に浸った後、再び始まった戦闘中に悟郎が「好きだ」と言い、蛍は「ふざけんな！」といいつつも悟郎にキスをしました。

思い出に浸る時間があったので、伊賀と甲賀の対立より「やっぱりこの人が好き」という気持ちを確認していた演出に見えました。

原作ではむしろ、「これだけ自分と戦える人だった」という事実が愛を深めたように思えました。

原作では山の中で内にまみれながらの戦いだったので、「久し振りのキスは土の味」でした。

まとめ：戦いの舞台はずっと草刈家だった！

以上、『忍者に結婚は難しい』ドラマ6話での原作との違いでした。

終始2人の戦いの回でした。

原作では思い出のキャンプ場に場所を移しての戦いでしたが、ドラマでは終始家の中でした。

当然、この後の展開も原作とは大きく違ってくるはずです。

『忍者に結婚は難しい』については他の記事も書いているので、よかったら読んでみてください。