『忍者に結婚は難しい』ドラマと原作の主な違い一覧（２話）

今回は

ドラマ『忍者に結婚は難しい』第2話の
原作と違う点の紹介

です。


ドラマ『忍者に結婚は難しい』の原作は『ルパンの娘』シリーズ等で有名な横関大さんの同名小説です。

＼ ドラマの原作だよ！ ／

ドラマ『忍者に結婚は難しい』は原作小説との違いが多めだったので、主な違いを紹介してみようと思います。

2話のネタバレ感想はこちら

>>【2話感想】『忍者に結婚は難しい』ドラマ2話感想。「宇良くんと忍者居酒屋大活躍だな！」

この記事は、原作小説とドラマを比較しているため、ドラマおよび原作のネタバレを含みます。ご注意ください。

忍者に結婚は難しい２話の原作との違い

ドラマ２話時点で判明した原作との違う点を、気づいた限り簡単に紹介します。

冒頭インタビューシーン

ドラマの冒頭は、1話と同様インタビューシーンで蛍と悟郎がそれぞれ「離婚について」聞かれていました。

これはもちろん原作には存在しないシーンです。

おそらく、前話のあらすじを毎回冒頭のインタビューで紹介する形をとるのだと思います。

蛍の家出先

蛍が家出した後の滞在先として選んだ場所は、ドラマでは竜兵の家、原作では雀の家でした。

ドラマでは竜兵の家に雀も来ていたので、雀との会話になるところは変わりませんでした。

雀がライブ配信で紹介している内容

原作では地の文でできる伊賀忍者と甲賀忍者の説明をする手段として、ドラマでは「しのびぃ」のライブ配信が使われていました。

蛍が家出中の悟郎の行動

蛍が出ていった後、原作の悟郎は「帰りが遅くなる理由を説明しなくていい」とむしろ好都合のように考えていましたが、ドラマの悟郎はなんとかしか蛍に帰ってきてもらおうとしていました。

風富城一郎の登場タイミング

２話では小夜の父であり、環境副大臣でもある風當城一郎が登場しました。

原作では物語終盤でしか登場しませんでした。

仕事を頑張ろうと悟郎がしたこと

ドラマでは、蛍に見直してもらうための手段のひとつとして、仕事を頑張ることにした悟郎。

そこでとった行動は、配達地域を赤巻家周辺に変えてもらい、配達を完璧にこなしつつ聞き込みも行うことでした。

原作では特に蛍に見直してもらおうとは考えもせず、当然仕事に力を入れるといった描写もありません。

事件に関する周辺聞き込み

ドラマでは悟郎が宇良と共に「この地域で誤配があったため」という体で赤巻家周辺の住民たちにあいさつをし、その会話のひとつとして事件の聞き込みを行っていました。

原作では、伊賀忍者たちが警察のふりをして聞き込みを行っていました。

事件のことと現状を蛍に伝える甲賀者

「赤巻家に忍び込んだ賊が蛍だと突き止められたら見捨てられる」という現状を伝えたのは、ドラマでは竜兵でした。

ドラマでは「甲賀が蛍を見捨てても竜兵は見捨てない」というちょっとほっこりシーンにもなっていました。

原作ではチンピラ風の山田が接触してきて、このことを蛍に伝えていました。

蛍の父、竜兵がツケで飲んでいるお店

蛍の父、竜兵がツケをためているお店は、ドラマだと複数あるようです。

原作だと竜兵は行きつけの居酒屋「野武士」でしか飲んでいる様子がないため、このお店のみだと解釈していいでしょう。

ドローンに関する情報を探す手段

3姉妹の会話

原作では蛍の姉の楓と妹の雀、それぞれと蛍が会話するシーンは多いですが、3人で話しているシーンは少なく、それもビデオ通話でのみです。

楓が少し離れた場所で暮らしているのも理由のひとつでしょう。

それに比べてドラマでは１話ではビデオ通話、２話では竜兵の家で3姉妹で会って話していました。

雀の進路

原作では地下アイドルとして活躍している雀。

ドラマではライブ配信者であり、薬剤師を目指していることも判明しました。

「来年ちゃんと薬剤師の資格はとれるのよね？」「とれなかったら学費は全額利子付けて返してもらうから」という楓の発言から、

雀は、
▶現在薬学部の5年生
▶学費は楓に出してもらっている

ことがわかりました。

雀にとっての蛍と悟郎

ドラマでは雀にとって「蛍と悟郎の夫婦は憧れの存在」で、自分も一般市民と結婚したがっていました。

蛍が家に戻るきっかけ

ドラマでは、未読125件溜まった悟郎とのトーク画面を姉の楓が勝手に開いてしまい、蛍は悟郎から来たLINEの内容を目にしました。そこで心を動かされて家に帰る決意をしました。原作では特にきっかけもなく家に帰っていました。元々、長く帰らない予定ではなく出ていったようでした。

悟郎の小夜との再会場所

幼なじみの小夜と再会した場所が違いました。原作では評議会という公的な場所で目にしてから、その帰りに音無と3人でお店の個室できちんと再会をはたしました。ドラマでは、いきなり忍者居酒屋「NIN NIN」での再会となりました。

宇良と雀の接触

2話では楓と雀も忍者居酒屋「NIN NIN」に行っていました。

「NIN NIN」は宇良くんのバイト先なので当然のごとく接触。まだ雀が「しのびぃ」だとバレてはいませんが、その内バレることになるのでしょう。

悟郎と小夜の初恋

原作ではほんのりと悟郎のモノローグにあったのみの初恋話。ドラマでは、ガッツリとストーリーに絡んできました。

悟郎に女の気配を感じた蛍の反応

原作では「離婚に向けて話を進めるために」むしろ好都合であるような描写でしたが、ドラマではしっかり嫉妬していました。

悟郎が離婚したくない理由

原作では悟郎側も「伊賀忍者として失格の烙印を押されないために」断固として離婚を拒否していました。しかし、ドラマでは蛍への愛情から「離婚したくない」と主張しているように見えました。

悟郎の「離婚しない」という決意

断固として離婚しない決意を固めている原作と違い、ドラマの2話では心の折れた悟郎が「離婚届書いて出しておく」と言っていました。

爆弾テロ阻止の指令を伝えた山田と合言葉

ドラマ2話の山田はキッチンカーで店員をしている遠藤憲一さんでした。原作ではサラリーマン風の男で、「何かを踏んでしまい、それを取ろうとしている」という符号（合言葉のきっかけ）から、合言葉が始まりました。

まとめ：原作との違いはたくさんあり！

以上、『忍者に結婚は難しい』ドラマ２話での原作との違いでした。

１話と同様、かなりの違いがあります。

「しのびぃ」である雀が早速宇良くんと接触しました！

予想通りドラマオリジナルの展開に発展しそうで楽しみです。

『忍者に結婚は難しい』については他の記事も書いているので、よかったら読んでみてください。