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【金田一蓮十郎】『ラララ』9つのセリフで考える友人・家族との関わり方
こんにちは!とりみどら(@torimidora)です!
新米パパのみなさん!そして幸せな人生を送りたいみなさん!
今回は「『ラララ』という漫画のセリフをとおして友人・家族との関わり方を見直そう!」というお話をします。
「たかが漫画でしょ?しかも友人・家族との関わり方って今更気にするほどのことでもなくない?」
と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
親しい仲だからこそ、関わり方はおろそかになりがち。
そして『ラララ』という漫画は、何気ない自分の日常を見直すきっかけになるセリフにあふれた物語なのです。
私はこの漫画を読んで人生変わったといっても過言ではありません!
それくらい影響力のある漫画です。
今の生活になんとなく不満がある
心にゆとりがない生活を送っている
身近な人との関係を見直したい
そんな方々に読んでいってもらいたいです。
本題の前に簡単に自己紹介を。
とりみどらと申します。
5歳と2歳の娘を持つアラサーの父です。
何気ない日常をどうしたら幸せにできるのか考えて実践してみるのが好きです。
「自分の好きと楽しいを共有する」ことをモットーとして、主に趣味や好きな物に関する情報を紹介しています。
2児の父として子育て情報も発信していきますので、よろしくお願いします!
- 友人・家族のような身近な人との関わり方はおろそかになりがち。
- 身近な人への意識を定期的に見直して、ありがたさを実感しよう!
- 頼りになる人が身近にいることを忘れないようにしよう!
- 『ラララ』は素晴らしすぎる作品なのでみんな読んで!!
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30代既婚子持ち男性に刺さった『ラララ』33のセリフの紹介
『ラララ』という漫画がめちゃくちゃいいんです!読むと幸せになれるんです!!
という主張を以下の関連記事で力いっぱい行っております。
本当に大好きな漫画!
『ラララ』に出会って幸せになったよ!
\読むと幸せになれる漫画/
漫画の概要についても書いてますので、『ラララ』について知りたい方は以下の関連記事をご覧ください。
30代既婚子持ち男性である私に刺さった33のセリフは以下のとおり。赤字になっているのが上記事でピックアップしたセリフです。
友人・家族編 9つ
1「やはり目に見える形にしないと伝わらないモノなんだと痛感したもんだ」
2「その人がいい奴かどうかは その人の周りの人がどんな顔して過ごしてるかでわかるんだよ」
3「誰か一人だけが我慢した状態で問題ない家庭になるって事は それは問題あり家庭だろう」
4「私は絶対に他人に値切られる余地を残したくなかったんだよ だから一円を請求したんだ」
5「重すぎる荷物は分け合って持てばいい」
6「提供される側だった時には気付かなかったが……毎日この今日は何を作ろう?は地味にストレスになるんだなぁ」
7「一緒に暮らしてても相手がどんな表情でどんな気持ちで過ごしてるか 興味なかったら気付かんもんよ」
8「親孝行ってのはだいたい出来なくなってからしたくなるもんだからな」
9「まともの人間は意外と少ないしまともじゃない人間は意外と多い」
漫画『ラララ』-金田一蓮十郎 より引用
結婚・パートナー編 8つ
10「どうせいつか離婚するんなら後悔が残らないくらい いい夫を目指したいと思います」
11「妥協するよりは理解しようとあれこれ試す方がいい」
12「所詮夫婦なんて他人なんだからさ、どこかで精神的に線引きして生活していかないと息詰まるよ~」
13「結婚がいいか悪いか…… まあ悪くはない……という感じだな?」
14「……今日はみなさんの旦那さんのいいところが知りたいな~なんて……」
15「家の事 なんにも出来ないままだと本当に悲惨な老後よ?」
16「結婚生活は愛がなくては続かないな」
17「お互いが相手に対して側にいてくれる事を当たり前だと思って甘え過ぎない そんな夫婦が理想ですよ」
漫画『ラララ』-金田一蓮十郎 より引用
自分編 9つ
18「それはきっと……幸せを感じる力が足りないな!」
19「生き方まで他人に合わせる必要はないと思うわ」
20「他人の人生に干渉してこようとするなんて――もっと生き方の多様性を受け入れないと自分が生きづらくならないかなぁ」
21「世の中は常に更新されていてその度に学びが生まれる」
22「いつでも死ねるんなら今じゃなくてもいっか~~ってならないか?私はなるんだ」
23「意識を高く持つのは結構なことだがあまり上を見るな」
24「シンプルに 困った時は誰かを頼っていいんだ」
25「誰かが側にいてくれるってとても些細な事のようでとても大きな力になるのよ」
26「あの日あの時あなたは逃げなきゃいけなかったんだと思う」
漫画『ラララ』-金田一蓮十郎 より引用
子ども・子育て編 7つ
27「親が自分の人生楽しんでないと子供も自分の人生が楽しめなくなる……そう思いませんか?」
28「夏休みって……夏休みって……なんて面倒な期間なんだ……!!!」
29「保育園ってこの世になくてはならない存在だなと……にわかには信じられないかもしれないが保育園が世界の均衡を守ってるんだよ」
30「保育士さんのおかげで世界が回ってるといっても過言ではない」
31「いい奴になって多くに人に愛される人間になって欲しいと子どもの成長を想っているからだ」
32「小さい子供抱えて新しく仕事探すのハードル高えな」
33「可愛いんだけど赤ちゃんのお世話だけの生活って向かない人間にはきついのよーー」
漫画『ラララ』-金田一蓮十郎 より引用
これらのセリフだけでもいいけど、ストーリーを通じて読むとよりいいんだよなぁ
友人・家族編 9つのセリフ
上記の33のセリフの中から、今回は「友人・家族編」と題して1~9の9つのセリフについて紹介していきます。
セリフから解説に飛べるようになってるよ!
- 「やはり目に見える形にしないと伝わらないモノなんだと痛感したもんだ」
- 「その人がいい奴かどうかは その人の周りの人がどんな顔して過ごしてるかでわかるんだよ」
- 「私は絶対に他人に値切られる余地を残したくなかったんだよ だから一円を請求したんだ」
- 「重すぎる荷物は分け合って持てばいい」
- 「誰か一人だけが我慢した状態で問題ない家庭になるって事は それは問題あり家庭だろう」
- 「提供される側だった時には気付かなかったが……毎日この今日は何を作ろう?は地味にストレスになるんだなぁ」
- 「一緒に暮らしてても相手がどんな表情でどんな気持ちで過ごしてるか 興味なかったら気付かんもんよ」
- 「親孝行ってのはだいたい出来なくなってからしたくなるもんだからな」
- 「まともの人間は意外と少ないしまともじゃない人間は意外と多い」
金田一蓮十郎『ラララ』より引用
これらは私とりみどらの独断と偏見により、友人や家族のような近しい間柄の人との関わり方を見直すきっかけになるセリフとしてピックアップしたものです。
それぞれの説明と考えたことについて、順番に解説していきます。
気になるものだけ読むのもおすすめ!
また、ネタバレを防ぐため、引用するセリフの登場するシーンについては可能な限り伏せ、セリフの並びも登場順とは関係のない並びにしています。
ただし、セリフを紹介するという記事の性質上、全くネタバレなしとはいきませんのでご注意ください。
しっかりネタバレする部分については、以下のようにタブを切り替えることで表示できるようにしておきますので、必要に応じて開いてみてください。
このままだと極力ネタバレなしです。
1「やはり目に見える形にしないと伝わらないモノなんだと痛感したもんだ」
やはり目に見える形にしないと伝わらないモノなんだと痛感したもんだ
このセリフは以下の記事でピックアップして紹介しているので、この記事では簡単に。
作中では、誕生日の話で登場するセリフです。
親しい仲の人には、近い関係だからこそ言葉で直接愛情や感謝を伝えられていなかったりします。
「私たちの関係なら、それくらいわかるでしょ」
と思ってしまう気持ちもわかりますが、近い関係であっても他人の気持ちはわからないものです。
自分の気持ちもよくわからないのに、他人の気持ちなんてもっとわからないよ…
とはいえ、日常生活の中でかしこまって自分の気持ちを伝えるというのは中々ハードル高いですよね。
そこで、誕生日のような記念日を気持ちを伝える機会として利用しましょう!というのがこのセリフから得られる学びです。
記念日には「目に見える形」で日頃の感謝を伝えよう。
2「その人がいい奴かどうかは その人の周りの人がどんな顔して過ごしてるかでわかるんだよ」
2つ目のセリフはこちら。
その人がいい奴かどうかは その人の周りの人がどんな顔して過ごしてるかでわかるんだよ
これは、自分が「いい奴かわからない」と言っている少年に主人公桐島くんがかけるセリフです。
このセリフにいたる流れは以下のとおり。
「オレがいい奴になったかどうかまだわかんなくない?
自分でもいい奴になれてるかどうかわかんないのに……」「自分でいい奴だって自信持ってる人なんていないと思うよ
そもそもいい奴だって評価は自分以外の人がするもんだから 自分じゃわからなくて当たり前だ
だからその人がいい奴かどうかは その人の周りの人がどんな顔して過ごしてるかでわかるんだよ」
漫画『ラララ』-金田一蓮十郎 より引用
「あなたはいい人ですか?」
なんて聞かれても、「いい人です!」なんて即答できませんよね。
おれは超いい人だから即答しちゃうけどね!
…それで幸せなら別にいいんじゃない?
自分がいい人だと自信を持って言える人はなかなかいないのではないでしょうか。
桐島くんの言うとおり、「いい人」という評価はそもそも自分以外の人がするものだから自分ではわからないものですよね。ある程度は客観的に判断できるかもしれませんが、周りが実際どう思っているかはわかりません。
そこで自分が「いい人」か判断するためのひとつの指標になるのが、周りの人の表情。
周りにいる人が笑顔なら、自分のことを「いい人」と認めてあげてもいいのではないでしょうか。
ただし、この指標は悪い方にはあまり真剣に受け取らない方がいいでしょう。
学校や職場などの集団生活は環境にも大いに左右されますし、関わる人が多いので自分の影響力を測ることはできません。
悪い人の集団の中にいい人が放り込まれてしまっている場合は、この指標は成り立ちませんしね。
ここでいう周りの人というのは、友人や家族くらい近しい人のことと考えてもらえるといいと思います。
「周りの人がどんな顔をしているか」という指標は絶対のものではなく、あくまでも指標のひとつとして持っておくのがいいかもしれません。
いいひと/悪い人の判断は、自分ではできない。ひとつの指標は「周りの人がどんな顔して過ごしてるか」
3「私は絶対に他人に値切られる余地を残したくなかったんだよ だから一円を請求したんだ」
続いて、3つ目のセリフです。
私は絶対に他人に値切られる余地を残したくなかったんだよ
だから一円を請求したんだ
これは医療ミスに対して1円の損害賠償請求をした石村さんに驚いた桐島くんに、石村さんが請求額の理由を説明したセリフです。
流れは以下のとおり。
「申し訳ありませんが請求額はもう決めてあります これ以上まけるつもりはない金額です」
-中略-
「請求額は 一円です」
-中略-
「……なんかこれまでも変な人だな~とは思っていたけど 今日ほどおかしい人だと感じた事ないですよ!
意外過ぎて付き添いの夫の俺までポッカ―――ンてしちゃったじゃないですか」
「何もおかしい事はないだろ 大事な母の命の値段だぞ?
私は絶対に他人に値切られる余地を残したくなかったんだよ だから一円を請求したんだ」
漫画『ラララ』-金田一蓮十郎 より引用
これは、もっとも高価な1円です。
「値切られる余地の少なさ」という基準で見た場合、1円は一番になります。
大事な人の命の値段だからこそ、「値切られないこと」を最優先に考えた石村さんはとても魅力的な人ですね。
同じものでも何を基準にするかによって見え方は変わってきます。
一般的な価値だけを基準にしない発想は、自分にとって大切なことを考える上で役に立つ発想になるかもしれませんね。
同じものでも価値は人それぞれ!
何を基準にするかによって、同じものでも見え方が変わる。
4「重すぎる荷物は分け合って持てばいい」
4つ目はこちら。
重すぎる荷物は分け合って持てばいい
これは、桐島くんの息子となった准くんが抱える問題に対して桐島くんと石村さんが出した結論のモノローグです。
流れは以下のとおり。
「いいか?私達は家族なんだ
だから准の抱える問題はイコール私達家族の問題なんだ准一人が抱えて悩む問題ではない 一緒に抱えて悩んで どうするのがベストか親子3人で考えようじゃないか」
-中略-
そう…… 重過ぎる荷物は分け合って持てばいい
それが動けなくなるほどの大荷物でも 分け合えば意外と楽に持ち運べたりするだろう
漫画『ラララ』-金田一蓮十郎 より引用
重過ぎる荷物は分け合って持てばいい。
簡単なようですが、意外と難しいことですよね。
ついつい「自分の問題」だからと自分だけで解決しないといけない気になってしまい、他人に頼れないという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
「他人に迷惑をかけたくない」「自分の弱いところを見せたくない」
そんな思いから自分だけで解決してドツボにハマってしまうこともあると思います。
でも、そうなんです。
家族も友達も同僚でも、「重過ぎる荷物は分け合って持てばいい」んです。
分け合って持つことで、すんなり解決する問題も多いでしょう。
一人で抱え込まないで!
一人では解決できない問題も、分け合えばすんなり解決することもある。
5「誰か一人だけが我慢した状態で問題ない家庭になるって事は それは問題あり家庭だろう」
5つ目に紹介するのはこのセリフ。
誰か一人だけが我慢した状態で問題ない家庭になるって事は
それは問題あり家庭だろう
このセリフは、自分のやりたいことが家族に迷惑をかけてしまうことだと考えて諦めようとした桐島くんへ、石村さんが発したものです。
流れは以下のとおり。
「出来るかもしれない自分のやりたい事を 家族のために我慢すると?」
「え…… そんな大げさなつもりでは……」「誰か一人だけが我慢した状態で問題ない家庭になるって事は それは問題あり家庭だろう
犠牲になるなんて意識で過ごしてたら見返りがないとしんどいぞ
ここを会社だと表現した事があっただろう」
漫画『ラララ』-金田一蓮十郎 より引用
「あ…… ありましたね」
「それぞれが自分の職務を全うし運営するのが会社だが 社員一人一人のスキルアップをサポートするのも会社だろう」
誰か一人だけ我慢した状態で実現する問題のない家庭。結構な数の家庭がこれに該当するのではないでしょうか。
そして、我慢をしているのは大体が家事育児の負担割合が一番大きい人でしょう。多くの家庭では、ママがこれに該当すると予想されます。
うちの場合は…お父さんかな!
別に一人だけ我慢してるわけじゃないでしょ。
問題は、我慢していることに他の家族が気づいていないことです。他の家族はその状態が当然のことだと思っています。
だから余計に我慢している側が疲弊し、精神的余裕がなくなってしまうのです。
他の家族のことを気に掛けるのももちろん大事ですが、もっと大事なのは我慢している側が自分から信号を出すこと。
いくら家族であろうが、所詮は別の人間。伝えなければわかりません。
我慢していることを伝えるだけで、協力的になってくれる人もいるはずです。
自分が我慢している状態に気づいたら、早めに家族に相談するようにしましょう。
誰か一人だけが我慢している家庭は問題あり。限界を迎える前に我慢していることを伝えよう。
6「提供される側だった時には気付かなかったが……毎日この今日は何を作ろう?は地味にストレスになるんだなぁ」
続いて6つ目です。
提供される側だった時には気付かなかったが……毎日この今日は何を作ろう?は地味にストレスになるんだなぁ
これは、「食べたいもんあります?」という質問に「なんでもいいぞ」と返された桐島くんが献立に悩んでいるときのモノローグです。
流れは以下のとおり。
「今日夜勤でしたよね 明日帰ってきたら食べたいもんあります?
作ってまってますよ」
「んーー特に思い付かないし なんでもいいぞ」
-中略-
(なんでもいいって言ってんだから自分の好きなもんつくればいいじゃん 何を困るんだろ 変なの)
漫画『ラララ』-金田一蓮十郎 より引用
……なんて思ってたが
毎日毎日献立を考えてると 段々と何を作ったらいいかわからなくなってくるんだよな……
ある程度ローテーションなんだがマンネリ感はどうしても避けられない
提供される側だった時には気付かなかったが…… 毎日のこの今日は何を作ろう?は地味にストレスになるんだなぁ
「今日もどこかで誰かが聞かれる ご飯に何が食べたい?」
このモノローグが収録されている話は、こんな言葉から始まります。
そう、多くの人が家族に聞かれたことのある、または聞いたことのあるこのフレーズ。
答える側はろくに考えもせずに「なんでもいい」と答えがちですが、聞く側が求めているのはそんな答えじゃないんですよね。
私も結婚するまでは完全に「なんでもいい」と答える側の人間でした。
しかし、結婚して妻が妊娠するまでの3年間、水曜日の夜は私がご飯を作る担当になっていました。私は、その週にたった1回の食事当番でさえ、しょっちゅう「何作ればいいんだー!」となっていました。
朝起きて「何作ろう」と考え、仕事中にも「何にすればいいかな」、お昼休みにはレシピを検索し、帰りの電車で「本当にこれでいいのか」と悩んで作る、という生活でした。
きつかった!
週に1回できつかった私には、毎日、しかも複数回の食事の献立を考えるなんて地獄でしかありません。
現在は全食事を妻が担当してくれていますが、妻が「ご飯どうしよう!」と言っているのを頻繁に目にしています。
なので妻には感謝しかありません。
感謝せい
いつもいつもありがとうございます!
毎日の食事が用意されているのが当たり前になっている方は、それが当たり前になっていることが非常にありがたいことだと自覚して、「何食べたい?」と聞かれたら具体的かつ現実的なメニューを提案するようにしましょう!
ご飯何にしよー!
焼うどんはどうかな?
よし、シチューにしよう!
…。
いいねー!
毎日の献立を考えるのは大変。「なんでもいい」ではなく、具体的なメニューを答えよう。
7「一緒に暮らしてても相手がどんな表情でどんな気持ちで過ごしてるか 興味なかったら気付かんもんよ」
7つ目はこちら。
一緒に暮らしてても相手がどんな表情でどんな気持ちで過ごしてるか 興味なかったら気付かんもんよ
いいことがあった翌日に子どもから表情を察せられたエピソードを話した桐島くんに、親友菊池が発したセリフです。
前後の流れは以下のとおり。
「ていうか俺そんなにごきげんそうに見えるの?」
-中略-
「でも まあそんな過敏に反応する事ないやろ」-中略-
「言うても微々たる差やで 普通は気付かん
その准くんはよっぽど自分に懐いてるんやろ 一緒に暮らしてても相手がどんな表情でどんな気持ちで過ごしてるか 興味なかったら気付かんもんよ
子供に好かれてて何よりやん」「そっか…………」
漫画『ラララ』-金田一蓮十郎 より引用
一緒に暮らしててよく顔を合わせているからこそ、相手の顔をよく見てなかったりしますよね。
妻の表情、妻の気持ち、そして子どもの表情、子どもの気持ち…。
自分の胸に手を当てて改めて考えると、「次何しなきゃ!」とか「今の隙にスマホ見ちゃお!」とか考えてて、家族は視界には入ってるものの、しっかり表情を見てどんな気持ちで過ごしているかを気にしていることは少ないなぁと思います。
ついついないがしろにしちゃってるところあるよね…
しかし、小さい子ども側は意外としっかり親のことを見ているものです。
見ている親の表情がいつも怒っていたり余裕のないのないものだったら、子どもは悲しいですよね。
どうせ見せるなら余裕のある優しい笑顔がいいな~
身近な人の表情をしっかり見てどんな気持ちで過ごしているか、そして同時に自分もどんな表情を他人に見せてるのかを気にして生きていきましょう。お互いの気持ちが想像できるようになると、優しい気持ちで接することができますよ。
身近な人の表情と、他人に見せる自分の表情を意識して接すると優しい気持ちになれる。
8「親孝行ってのはだいたい出来なくなってからしたくなるもんだからな」
8つめのセリフです。
親孝行ってのはだいたい出来なくなってからしたくなるもんだからな
このセリフは、超絶マイペースな石村さんが親を気にしたことを意外がる桐島くんに、石村さんが発したものです。
流れは以下のとおり。
「なんか石村さん超個人主義のマイペース人間なのに 意外なんですけど
人の親なんか知るか~~でもよさそうなのに」「そりゃあ親は大事にしないといかんだろう
問題ある親ならまだしも桐島くんの母親は…… まあ多少デリカシーが足りないようだがいい人そうだし
親孝行ってのはだいたい出来なくなってからしたくなるもんだからな
後々後悔するような対応はしない方がいいと思ってるのさ」
漫画『ラララ』-金田一蓮十郎 より引用
親って自分が生まれたときには(基本的には)存在していて自分を育ててくれるため、「当たり前」として認知してしまいやすい存在ですよね。
だから敢えて「親孝行しよう」とは中々思わない。
「親孝行したいな」という気持ちがあったとしても、「当たり前」に存在している=やろうと思えばいつでもできるから、今じゃなくてもいいかと思ってしまう。
「当たり前」じゃない状態になって初めて「当たり前」だったことに気づき、「親孝行したい」と強く思うものなんでしょうね。
親孝行「したい」か「したくない」かでいったら「したい」けど、じゃあ今やるかといったら「しない」になっちゃうよね
だからこそ、「親孝行しよう」と思えないときに親孝行をしておきましょう。
唐突に実家にこれ↓を送りつけてみた!
親孝行ってそういうことでいいのか?
「親孝行しよう」と思えないうちにしかできないから、今のうちに親孝行しておこう。
9「まともの人間は意外と少ないしまともじゃない人間は意外と多い」
今回最後の9つ目はこの一言。
まともの人間は意外と少ないしまともじゃない人間は意外と多い
これは人付き合いをとことん面倒くさがる石村さんの友達付き合いについて聞いた桐島くんへ、石村さんが返した言葉の一部です。
このセリフへの流れは以下のとおり。
「見ろ
今から一度に大勢の知らん奴に会う事を想像しただけで手が震えてる」
-中略-「ただただ面倒くさい……」
-中略-
「え~~そんなんでよく友達出来ましたね 友達付き合いは面倒くさくないんですか?」
漫画『ラララ』-金田一蓮十郎 より引用
「友人は別だ そもそも信頼出来るまともな人間が相手ならどうという事はない」
「まともな人間って……」
「桐島クンも20年以上生きて言いて気づいているだろう……?」
「え……」
「まともな人間は意外と少ないしまともじゃない人間は意外と多い」
まともな人間って意外と少ない。
20歳以上の人であれば割と共感できる意見ではないでしょうか。
でも考えてみればそれは当然のこと。なぜかというと、何を「まとも」と思うのかは厳密に定義が決まっていることではなく、個々人の感覚だからです。
誰しも自分の中の「まとも」があり、それを世の中の「まとも」だと思っています。
しかし、当然ながら「まとも」の感覚は人それぞれでバラつきがあります。
さらに多くの人にとっての「まとも」は「ちゃんとしていること」、つまり「理想の状態」に近いものです。
だから自分自身もその「まとも」になれていない場合も多いです。
「まとも」という感覚は人それぞれ違い、自分自身も「まとも」になれてるわけじゃない。
それなら自分にとって「まともな人」は少なくて当然なんですよね。
おれほどまともな奴もいないよね!
お前の中ではなっ!
ということで、他人には自分の勝手な「まともさ」を求めない方がいいでしょう。どうせ裏切られることになります。
勝手に「まともさ」を求めて勝手に裏切られたと思って勝手に傷つくくらいなら、はなから他人に「まともさ」を求めずに生きた方が気が楽です。
(自分にとって)「まともな人間って少ないんだよな」って思って生きていると、「まともじゃない部分」を見ても受け入れられるし、むしろ楽しめますよ。肩の力抜いて生きましょう。
違う価値観に触れるのっておもしろい!
他人に「まともさ」を求めないと肩の力を抜いて生きられる。
まとめ:近い人との関わりを改めて意識しよう!
今回は33のセリフの中から友人・家族編として9つのセリフを取り上げました。
今回のセリフから得られた学びをまとめます。
- 記念日には「目に見える形」で日頃の感謝を伝えよう。
- いいひと/悪い人の判断は、自分ではできない。ひとつの指標は「周りの人がどんな顔して過ごしてるか」
- 何を基準にするかによって、同じものでも見え方が変わる。
- 一人では解決できない問題も、分け合えばすんなり解決することもある。
- 誰か一人だけが我慢している家庭は問題あり。限界を迎える前に我慢していることを伝えよう。
- 毎日の献立を考えるのは大変。「なんでもいい」ではなく、具体的なメニューを答えよう。
- 身近な人の表情と、他人に見せる自分の表情を意識して接すると優しい気持ちになれる。
- 「親孝行しよう」と思えないうちにしかできないから、今のうちに親孝行しておこう。
- 他人に「まともさ」を求めないと肩の力を抜いて生きられる。
友人・家族のように距離が近い間柄の人との関わり方は、安心しきっている分おろそかになりがちです。
時々でもこうして改めて身近な人のことを考えて、ありがたさを実感する習慣をつけていきたいものですね。
同時に、「頼りになる人が身近にいる」ということにも気付き、困ったら早めに相談できるようにしておきましょう。
近い人との関係が上手くいかないとお悩みの方は、これまで見てきた『ラララ』から得られる学びを参考に、関わり方を改めて意識してみましょう!
『ラララ』から得られる学びすごすぎ~
- 友人・家族のような身近な人との関わり方はおろそかになりがち。
- 身近な人への意識を定期的に見直して、ありがたさを実感しよう!
- 頼りになる人が身近にいることを忘れないようにしよう!
- 『ラララ』は素晴らしすぎる作品なのでみんな読んで!!
今日はここまで。
おしまい!
\幸福な人生を送る学びがいっぱい/
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#1 まとめ
【金田一蓮十郎】『ラララ』33のセリフから学ぶ「幸せに生きるコツ」【ファン歴20年超が語る】
#2 友人・家族編
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