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『風間公親-教場0-』1話ネタバレ感想。「仮面の軌跡の改悪ひどくない!?」
今回は
ドラマ『風間公親-教場0-』第1話の感想
です。
ドラマ『風間公親-教場0-』は、2023年4月期のフジテレビ系の新時代のミステリ・エンターテインメントドラマ。
フジテレビ開局65周年特別企画『#風間公親-教場0-』ポスタービジュアル解禁🎊
— フジテレビュー!! (@fujitvview) March 21, 2023
眼光鋭い風間公親(#木村拓哉)の顔と、その半分を覆う新人刑事たちが壮絶なストーリーを予感させます✨https://t.co/glxCuKI2S3@kazamakyojo #赤楚衛二 #新垣結衣 #北村匠海 #白石麻衣 #染谷将太 pic.twitter.com/PsAZ2fm2rt
主演は木村拓哉さん。
木村拓哉さんが「キムタクじゃない」と評判だった『教場』シリーズが連続ドラマになって帰ってきました。
『風間公親-教場0-』の1話を見たので早速感想を書いていきたいと思います。
この記事は、ドラマを視聴した感想なのでネタバレを含みます。ご注意ください。
『風間公親-教場0-』1話のあらすじ
2019年。地域課の制服警官だった瓜原潤史(赤楚衛二)は、ある事件の犯人を逮捕し、署長賞を受賞する。県警本部捜査一課・調整官の眞堂丈史(小林薫)は、瓜原に捜査一課への配置換えを命じ、風間公親(木村拓哉)からの連絡を待つよう告げた。
風間は、県警本部捜査一課の刑事指導官。キャリアの浅い新人刑事とバディを組み、実際の事件捜査を通じて刑事として必要なスキルを学ばせる任務に当たっている。刑事仲間はそれを“風間道場”と呼んでおり、瓜原は“風間道場”で実際の事件を通して刑事の基礎を叩き込まれることになったのだ。
そんな折、タクシーの乗客が刺殺される事件が発生する。殺されたのはホストクラブのオーナー・芦沢健太郎(久保田悠来)。芦沢は、女性と一緒にタクシーに乗車した。だが先に降りたその女性から、酔って寝てしまった芹沢を指定した場所まで送り届けるよう指示されたらしい。運転手が死んでいるのに気づいたのは、指示された場所で芦沢を下ろそうとしたときだという。瓜原は、風間からタクシー運転手の話を聞くよう命じられる。運転手は、芦沢が「旅の記録だ」といって女性にタブレットの画像を見せていたと証言していた。風間の助言もあり、瓜原がタクシー会社を調べると日中弓(内田理央)という女性が容疑者として浮かび上がる。
出典:フジテレビ 『風間公親-教場0-』 あらすじ 第1話
『風間公親-教場0-』1話の感想
いきなりさんまさん出てきた!
冒頭でいきなり明石家さんまさんが登場しました!
これはサプライズ出演!?
#明石家さんま さんが『風間公親-教場0-』第1話にサプライズ出演🎉
— フジテレビュー!! (@fujitvview) April 10, 2023
『#教場』シリーズ3度目の出演🤗
枝元佑奈(#富田望生)が、実家に戻って跡を継いだ旅館に巡回にやってくる巡査長役で、冒頭からいきなり登場しました🌟
毎週月曜21時~📺https://t.co/cbg0zYhDwN@kazamakyojo pic.twitter.com/8F6X1zuhvE
過去の『教場』シリーズにも出ていたみたいです!
メインストーリーにも関わってくるのかな~と思いましたが、出演は冒頭の一瞬だけでしたねー。
そりゃそうか!
2つの事件を1話でやる感じなんだ
ドラマ『風間公親-教場0-』の1話は、原作小説『教場0』の「第1話 仮面の軌跡」と『教場X』の「第1話 硝薬の裁き」と2つの事件が収録されていました。
原作では別の新人刑事が担当していた2つの事件を、ドラマでは1人が一緒に担当した感じですね。
第1話の新人刑事は、赤楚衛二さん演じる瓜原潤史。
◢◤𝘾𝙃𝘼𝙍𝘼𝘾𝙏𝙀𝙍 𝙑𝙄𝙎𝙐𝘼𝙇 ◢◤
— 「風間公親−教場0−」4月17日月曜よる9時から第2話放送!【フジテレビ開局65周年特別企画】 (@kazamakyojo) April 7, 2023
瓜原潤史
/#赤楚衛二#風間公親 -#教場0-#4月10日スタート pic.twitter.com/kAAx0nbP2R
人物紹介では「心優しい性格」とありましたが、まだ何の確証もつかめていない容疑者に対していきなり高圧的な態度で接したり、剣道場で子どもに指導している風間にTPOを考えずに大声で話しかけたり、先輩刑事にタメ口で失礼な態度をとったりと、とても優しい人間とは思えないような言動をしていました。
え、どうなのそれは?
って態度が多くて正直不快だった…
第2話も瓜原が主人公のようですし、「1話目で新人刑事の未熟さを晒して2話目で成長を見せる」というやり方なのかもしれませんね。
だとすれば、バッチリ演出にハマったね!
「仮面の軌跡」の扱い雑すぎない?
第1話で登場した2つの事件の内1つ、「タクシー内で男性が殺された事件」は瓜原が解決することはありませんでした。
この「タクシー内で男性が殺された事件」が原作小説『教場0』の第1話「仮面の軌跡」です。
風間のヒントに気付かない青い新人刑事を演出するための事件だったとはいえ、扱いがひどくて残念でした。
犯人の日中弓を揺さぶるための方法も雑でしたし、何より被害者の芦沢が「日中弓」という文字をタクシーの軌跡で記した動機がひどすぎました。
「殺されるのを予期して犯人の名前を地図の上に残していた」!?
いや、殺されるの予期してたんなら逃げろよ!
犯人を示す証拠にしては回りくどすぎるし、そもそも近づかなければよくない!?
原作では、芦沢はプレゼントしたものに特殊な名前の書き方をするのが好きな人間で、以前に日中弓にあげたスマホにも太陽と月の絵を描いていたんです。
太陽は「日中」、月は「弓」を示す言葉として、日中弓の名前を残していたのでした。
タクシーの事件のときは、タブレット端末を日中弓にあげる可能性があったため、今度はGPSの軌跡を使ってタブレット端末のマップ上に「日中弓」という名前を残そうとしていたのです。
原作でも多少ムリはあるかな~って気もするけど、ドラマに比べたら全然マシでしょ!
この改変はひどいって!
原作者かわいそうだよこれは…
ドラマの風間公親は、結構直接的なヒントを出してくれる
タクシー運転手が犯人のことを「女」ではなく「女性」と言ったことや など、原作では直接的な助言はせず新人刑事に自ら気付かせるようにしている風間が、ドラマでは結構直接的なヒントをくれる人物になっていました。
ドラマの風間は「最恐の教官」と謳われていますが、そういう意味では甘い指導官と言えるかもしれませんね。
基本的には自分で考えさせる、という方針は一緒だけどね
ドラマ『風間公親-教場0-』は、新人刑事に焦点を当てた話っぽい
原作小説ではどちらかといえば犯人側に焦点を当てた内容で、新人刑事自体はあまり深掘りされてしませんでした。
しかし、ドラマでは新人刑事が物語の中心で、いくつかの事件を経て成長していく様子を描く物語になっているようです。
瓜原が解決した「拳銃自殺に見せかけて殺された」事件でも、瓜原の未熟さが残る形で、転属届を渡されて終わりました。
1話の主人公である瓜原に肩入れできない感じなのは、やっぱり狙い通りなんだろうな~
まとめ:1話時点では前評判ほど良くはなかった
豪華キャストに月9という枠、評判の良かったスペシャルドラマの連ドラバージョン、ということで期待値があがりすぎたせいか、正直期待ほど良くはなかったです…。
新人刑事の成長物語にしている点では、おそらくそれぞれの新人刑事の話の2話目の方が面白いはずなので、2話目に期待ですね!
…にしても「仮面の軌跡」の扱いは残念だったなぁ…。
それでは、
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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『風間公親-教場0-』原作関係
ドラマ『風間公親-教場0-』の原作は、長岡弘樹さんによる小説『教場0 刑事指導官・風間公親』と『教場X 刑事指導官・風間公親』です。
\ 原作小説はこちら /
ちなみに、『教場』シリーズはAmazonのオーディオブック・Audibleで楽しむことができます。
オーディオブックについては別記事で詳しく書いていますので、気になる方は読んでみてください。
オーディオブック聴き始めてからQOLがめちゃくちゃ上がったよ!めちゃくちゃオススメ!!
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