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「いつ?」「どこで?」「何する?」お食い初めの疑問を解消【新米パパ向け】
こんにちは!とりみどら(@torimidora)です!
新米パパのみなさん!これからパパになるプレパパのみなさん!
今日は「お食い初めについて」というテーマでお話しします。
お食い初めは出産後、割とすぐに行うイベントです。
でもお食い初めって、正直よくわからないじゃないですか。
「お食い初めってそもそも何?」 ってなりませんか?
「いつ・どこで・何するのか、全然わかんないよー!」 って感じじゃないですか?
これに一般論で答えつつ、実経験にも触れていこうと思います。
お食い初めについて何も知らない
いつどこで何をすればいいのかわからない
そんなパパたちに読んでいってもらいたいです。
本題の前に簡単に自己紹介を。
とりみどらと申します。
5歳と2歳の娘を持つアラサーの父です。
何気ない日常をどうしたら幸せにできるのか考えて実践してみるのが好きです。
「自分の好きと楽しいを共有する」ことをモットーとして、主に趣味や好きな物に関する情報を紹介しています。
2児の父として子育て情報も発信していきますので、よろしくお願いします!
- お食い初めとは「一生食べることに困らないように」という想いを込めたお祝い
- 生後100日目のお祝いだが、あくまでも目安でOK
- お食い初めは「食べさせる真似」と「歯固めの儀式」をする
- 伝統や正式なやり方も大事だが、一番大事なのは子を想う気持ち!
お食い初めは生後100日のお祝い行事
お食い初めとは、生後100日のお祝いのことです。
出産から100日成長してきたことをお祝いすると共に「一生食べることに困らないように」というパパママから赤ちゃんへの愛情がこもったお祝い行事です。
パパママだけでなく、祖父母にも参加してもらうのがならわしになっています。
地域によっては、
- 箸揃え
- 箸祝い
- 真魚始め(まなはじめ)
といった呼び方もあります。
お食い初めといっても、赤ちゃんが実際に食べるわけではありません。
赤ちゃんに食べさせるものだと思ってた!
離乳食の開始が早くてだいたい生後5か月(約150日)なので、生後100日のお食い初めではまだ食べることはできません。
「生後100日目」はあくまでも目安
お食い初めは、生後100日目に行うものとされています。
だいたい生後100~120日ごろは乳歯が生え始める時期でもあり、歯が生えるくらい大きく成長したことへの感謝や喜びもお食い初めにはこもっています。
ちょうど「100日目」じゃないとダメなの?
生後100日というのはあくまでも目安なので、厳密に100日目じゃないといけないわけではありません。
生後100日近辺の都合のいい日に行いましょう。
また、地域によっては110日目や120日目などにお祝いするところもあります。
いつ行うかは、あらかじめ参加者に連絡をとって、早めに決めておきましょう。
せっかくだからおじいちゃんおばあちゃんにも来てもらいたいよね!
早めに連絡しとこ~っと。
お食い初めは自宅かお店で行う
お食い初めは、自宅でやる場合とお店でやる場合があります。
それぞれメリット/デメリットがありますので、何を優先するか考えて決めるとよいでしょう。
以下の表に、代表的なメリット/デメリットの比較をまとめてみたので参考にしてみてください。
表でまとめた要素を少し詳しく見ていきます。
まずは自宅で行うメリット/デメリットから。
続いて、お店でのメリット/デメリットです。
基本的には自宅の反対バージョンになります。
うちは長女のときも次女のときも自宅でやったよ!
やっぱり気をつかわなくて済むってのは大きいよね!
お食い初めに必要なもの
お食い初めには、
- 食器
- 料理
- 祝い箸
- 歯固めの石
が必要です。
は、歯固めの石…??
それぞれ特殊なものですので、順番に解説していきます。
食器
お食い初めの正式な食器は、家紋の入った高脚の御膳に漆器をのせたものです。
母方の実家が贈るのが昔ながらのならわしになっています。
男女で色が異なっていて、
- 男の子は、内外ともに朱色
- 女の子は、外側が黒色、内側が朱色
の漆器を使用します。
ただし、現在ではそういった昔ながらのならわしにこだわらず、キャラクターものや木製、竹製といった実用的な食器を使う家庭も多いようです。
\ディズニーのお食い初めセット/
こんなかわいいのもあるんだ~
\人気の木製食器セット agney アグニー/
普段使いできるのはやっぱり便利!
また、食器のレンタルサービスもあります。
ただし、上記でもわかるとおり、意外とお値段がかかります。
これなら買っちゃった方が安く済むかも?
保管場所に困るならレンタルもありかな
忘れてはならないのが、両家の実家で持っていないかを確認することです。
お宮参りの記事でも同じような話をしています(服装の部分)が、こういったイベント物は使用頻度が低いため、キレイなまま保管してある可能性が結構高いです。
うちも確認したところ実家にあったので、長女・次女ともに借りて使いました。
実家頼りで生きてるところあるよね(笑)
なんでドヤってんだよ…
購入・レンタルを検討する前に、まずはご両親に確認してみてください。
料理
お料理は、和食の基本といわれる「一汁三菜」が正式なものです。
「一汁三菜」とは、ご飯・お吸い物・おかず3品(主菜1品、副菜2品)の献立のことです。
主菜には、お祝い事には欠かせない尾頭付きのお魚を用意します。
尾頭付きのお魚とは、字のとおり頭と尻尾もついてる丸一匹のお魚のことです。
尾頭付きのお魚には、「首尾一貫」の意味から長寿の願いが込められています。
お祝いの席では、おめでたい色である赤色の鯛が食べられてきました。
「めで鯛」ってことだね!(ドヤァ
・・・
・・・ごめんなさい…。
それぞれのメニューについては「お食い初めの料理メニュー」で解説しますので、ここでは割愛します。
祝い箸
正式には、柳の白木箸を使います。
柳は常緑樹で葉が枯れないため縁起が良く、丈夫でしなやかなので重宝されています。
また、白木の香りが邪気を祓うといわれています。
祝い箸は、普通の箸とは違い両端が細くなっています。
これは「両口箸(りょうくちばし)」と呼ばれています。
片方は人が食べるため、もう片方は神様が食べるために使うことを意味しています。
そのため、片方は使ってはいけません。
「神人共食(しんじんきょうしょく)」といって、神様に感謝しお供え物として捧げたものを人がいただくことで力やご利益を得る、という意味があります。
ほへー、お箸も特殊なやつなんだね!
歯固めの石
歯固めの石は、お食い初めのメインである「歯固めの儀式」で使用する石です。
丸い小石がいいとされています。
歯固めの儀式ってなに??
歯固めの儀式とは、「石のように丈夫な歯が生えますように」という願いを込めて行う儀式のことです。
詳細はこのページ内の「歯固めの儀式のやり方」で解説していますので、気になる方は先に見てみてください。
歯固めの石はお宮参りに行った際、神社からお借りするとよいでしょう。
神社から借りてくる場合は、必ず許可をとり、お食い初め後には元の場所に戻しましょう。
河原で拾ったり、インターネットで購入するのもありです。
\Amazonや楽天でも購入できる 歯固めの石/
河原で拾ったり購入したりした場合、手元に残るので記念になります。
のちにお子さん自身にも歯固めの石を見てもらうこともできるので、これもいいと思います。
うちは食器と一緒に実家にあったので調達してません!
ホント実家さまさまです!(笑)
お食い初めの料理メニュー
お食い初めのお料理は、メニューが決まっています。
「一汁三菜」のお祝い膳には、ひとつひとつのメニューに縁起の良い意味が込められています。
それぞれ見ていきましょう。
ご飯(お赤飯)
ご飯はお赤飯を用意します。
赤は、古くから魔除けや厄払いの力がある神聖な色とされており、お祝いの席には度々登場します。
赤ちゃんが病気や災難に遭わず、健やかに成長していく願いを込めて、お赤飯を用意しましょう。
お吸い物
お吸い物には「吸う」力が強くなるように、という願いが込められています。
具材は、良縁の縁起物である蛤(はまぐり)を用意するとよいでしょう。
蛤(はまぐり)は対になっている貝以外とはぴったり殻が合わないため、「一対の貝のように良い伴侶に恵まれますように」という願いが込められた具材とされています。
お魚(鯛)
お魚は、尾頭付きの鯛を用意します。
鯛は栄養価が高く、寿命も長く、さらに邪気を払う赤色をしているため、昔から一番の縁起物食材とされてきました。
加えて、「めでたい」の語呂合わせもあり、祝いの席で振舞われるにはこれ以上ないという条件が揃っています。
ほらね!「めで鯛」!(ドヤァ
・・・。
お食い初めで鯛を食べさせる真似をすることには、「赤ちゃんが一生健康で幸せに過ごせるように」という願いが込められています。
尾頭付きのの鯛を手に入れるには、魚屋さんかスーパーに行ってみましょう。
ないと思っても店員さんに相談してみてください。意外とあるかもしれません。
うちの近所のスーパーの鮮魚コーナーで相談してみたら、いい感じのものを出してきてくれたよ!
もちろん、インターネット経由で購入してもOKです。 ただし、インターネット経由で購入する場合は、配送にかかる日数も考えた上で、日時指定で注文するようにしましょう。
\ 生ものなので日時指定しよう! /
煮物
煮物は特にコレ!というものがあるわけではありません。
おめでたい意味のある食材や、旬の野菜を使うといいでしょう。
下に例をあげておきます。
- 昆布 → 「よころぶ」
- れんこん → 「見通しがきくように」
- たけのこ → 「まっすぐすくすくと成長するように」
- にんじん → めでたい色の赤
- 六角形に切ったかぼちゃ → 「亀のように長生きするように」
香の物、酢の物
香の物とは、漬け物のことです。
香の物には「長寿」の意味があります。
季節の野菜などの漬け物や、なます等の酢の物を用意するのもありです。
彩りもあざやかな紅白なますや、「多幸」にかけたタコの酢の物は縁起物として使用されることが多いです。
セット購入がおすすめ
ここまでお食い初めで用意する料理メニューについて見てきました。
結構いろいろありましたね。
中には
「それぞれ吟味して手に入れるの、正直めんどくさいんだけど…」
という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
どこで買えばいいのかわかんないしなぁ…
それぞれ調達するのが大変だという場合は、セット購入を検討してみましょう。
必要なものが必要な量まとまっているので、「たくさん残ってしまって困る」事態を避けられるのもメリットです
\ 料理がすべて揃うもの /
\ かわいいキャラクターもの! /
お食い初めのやり方
食べさせ役
長寿にあやかるという伝統から、参加者の中の最年長者が赤ちゃんに食べさせる真似をします。
赤ちゃんが男の子であれば男性の最年長者に、赤ちゃんが女の子であれば女性の最年長者に頼みます。
おじいちゃんおばあちゃんが参加する場合は、男の子はおじいちゃん、女の子はおばあちゃんが膝の上に抱いて行うのがよいでしょう。
おじいちゃんおばあちゃんのように長生きしてね!
伝統的には上記のとおりですが、せっかくのお祝いです。
パパママも含めてみんなで交代して食べさせる真似をするのも良いと思います。
順番
お食い初めは、赤ちゃんの口元に食べ物を運んで食べさせる真似をしますが、これには順番があります。
上画像のように、
これを1セットとして3回繰り返し、 最後に
を行います。
2,3回目の鯛の代わりに煮物や香の物、酢の物にするパターンもあるようです。
その辺りは地域差のようですので、おじいちゃんおばあちゃんに聞いてみましょう。
歯固めの儀式のやり方
歯固めの儀式は、「石のように丈夫な歯が生えますように」という願いを込めて行う、お食い初めのメインです。
上画像のように、
- 歯固めの石にお箸をかるくちょんちょんとあてます
- 願いを込めながら、赤ちゃんの歯茎にお箸を優しくちょんちょんとあてます
これで歯固めの儀式は終了です。
「儀式」っていうから難しいのかと思ったけど、結構簡単だね!
誤飲のおそれがあるため、石を直接赤ちゃんの歯茎にあてるのは避けましょう。
お食い初めが終わったら
お食い初めが終わったら、お料理は参加者で食べましょう。
祝い箸は、神様が使うものなので、きれいに洗って乾かし、神棚にしばらくまつり、神社の焚き上げで燃やすのが正式な処分の仕方です。
ただ、ここまでするのはなかなか難しいと思いますので、捨てる際には感謝の気持ちを込めてから捨てるようにしましょう。
神様、ありがとうございました!
歯固めの石については、神社から借りてきた場合は感謝して元の場所に戻しましょう。
河原で拾ったり購入した場合は、記念に保管しておきましょう。
まとめ:気持ちが大事
お食い初めについて見てきましたが、なかなかのボリュームですよね。
「正式」や「伝統」にのっとると、どうしても「知るべきこと」「やるべきこと」が多くなってしまいます。
しかし、大事なのは「子のことを想ってお祝いをする気持ち」です。
せっかくのお祝いなのに、「知るべきこと」「やるべきこと」のせいで義務感が先行してしまって、子どもへの気持ちがないがしろになってしまっては本末転倒です。
子どもへの気持ちがないがしろになってしまうくらいであれば、形式などは気にせず、好きなようにお祝いしましょう。
「この子が生まれて100日経った記念」
「これからも元気に成長してくれるように祈る」
この気持ちがあれば、どんなやり方でも構わないと思います。
元気に育ってくれーー!!祈ってる!
- お食い初めとは「一生食べることに困らないように」という想いを込めたお祝い
- 生後100日目のお祝いだが、あくまでも目安でOK
- お食い初めは「食べさせる真似」と「歯固めの儀式」をする
- 伝統や正式なやり方も大事だが、一番大事なのは子を想う気持ち!
今日はここまで。
おしまい!
1歳までの全イベント概要はこちら>>>【保存版】新米パパがおさえておくべき1歳までのイベントまとめ【新米パパ向け】
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