『VIVANT』「皇天親無く惟徳を是輔く」の意味と乃木の意図は何？（こうてんしんなくただとくをこれたすく）

今回はドラマ『VIVAVT 』最終回（10話）で出てきた言葉、

「皇天親無こうていしんなく惟徳ただとくを是輔これたすく」意味と乃木の発言意図

についてです。

ドラマ『VIVANT』は、2023年7月期のTBS系の、限界突破！アドベンチャードラマ。

🔴⚫️───
7月𝐒𝐓𝐀𝐑𝐓日曜劇場
『#VIVANT』
　　　　　　　　 ───⚫️🔴

敵か味方か、味方か敵か＿
この夏、冒険が始まる。#堺雅人#阿部寛#二階堂ふみ#松坂桃李#役所広司

日本を代表する超豪華俳優陣が集結！
"限界突破！アドベンチャードラマ"今夏始動！ pic.twitter.com/lSWxV9Aqqj

— 日曜劇場『VIVANT』【公式】 (@TBS_VIVANT) February 26, 2023

主演は堺雅人さん、共演は阿部寛さん・二階堂ふみさん・松坂桃李さん・役所広司さん。

この記事では『VIVANT』最終回（10話）で出てきた「皇天親無こうていしんなく惟徳ただとくを是輔これたすく」という言葉の意味と発言意図について紹介します。

この記事は、ドラマのネタバレを含みます。ご注意ください。

「皇天親無こうていしんなく惟徳ただとくを是輔これたすく」の意味は？

ベキの復讐を止めた後、ノコルとの電話のシーンで乃木が、

皇天親無こうていしんなく惟徳ただとくを是輔これたすく

と言いました。

「天は公平で贔屓せず、徳のある人を助ける。」という意味

「皇天親無こうていしんなく惟徳ただとくを是輔これたすく」というのは、中国古代の経書『五経』のひとつ、『書経』に出てくる言葉です。

意味は

天は公平で贔屓せず、徳のある人を助ける。

というもの。

乃木の発言意図は？

乃木の発言意図は何だったのでしょうか。

直前のノコルとの会話の内容は、「ベキの死」についてであり、ノコルが「ベキの墓はバルカに建たせてほしい」と言った直後に乃木は「皇天親無こうていしんなく惟徳ただとくを是輔これたすく」と言いました。

そしてその後には

花を手向けるのはまだ先にするよ

と言いながら笑顔を浮かべていました。

乃木は「ベキは生きている」ことをノコルに伝えていた！

「天は公平で贔屓せず、徳のある人を助ける。」という意味の言葉を発し、「手向けるのは先にする」と笑顔で言う…。

その発言意図は

ベキは生きている

と断定しても問題ないでしょう。

つまり、「徳のある人＝ベキ・バトラカ・ピヨ」。

考えてみたら、わざわざバトラカ・ピヨも一緒に銃殺する必要ありませんもんね。

別班の4人を撃ったときと同じことを乃木がしたと考えて、ほぼ間違いないと思います。

続編の制作も2025年夏に内定したようですし、続編にベキたちも登場すると見ていいでしょう。

まとめ：乃木は「ベキは生きている」とノコルに伝えた！

『VIVANT』最終回（第10話）で登場した謎の言葉「皇天親無こうていしんなく惟徳ただとくを是輔これたすく」とは、『書経』に出てくる言葉で、乃木がノコルに向かって発した「ベキ生存」を含んだメッセージでした！

続編でもベキに会えるのが楽しみですね！

…続編、期待していいんですよね？