『転職の魔王様』1話ネタバレ感想。「ミナレから千晴へ。小芝風花のギャップがすごい！」

今回は

ドラマ『転職の魔王様』第1話の感想

です。

ドラマ『転職の魔王様』は、2023年7月期のフジテレビ系の「転職」爽快エンターテインメントドラマ。

＼＼ ✧ポスタービジュアル解禁✧ ／／

「仕事を変えろ。あなたを変えるな。」

まっすぐ見据えてます。

転職エージェント会社
『シェパードキャリア』のみなさん勢揃い✨#転職の魔王様#7月17日スタート#成田凌 #小芝風花#山口紗弥加 #藤原大祐 #おいでやす小田 #前田公輝#石田ゆり子 pic.twitter.com/ywaIkmybRP

— 転職の魔王様 (@tenshokumao) June 25, 2023

主演は成田凌さん、ヒロイン役に小芝風花さん。

『転職の魔王様』の1話を見たので早速感想を書いていきたいと思います。

この記事は、ドラマを視聴した感想なのでネタバレを含みます。ご注意ください。

『転職の魔王様』1話のあらすじ

新卒で入社した大手広告代理店をパワハラが原因で３年たらずで辞め、途方に暮れていた未谷千晴（小芝風花）は、ある晩、中年の男がナイフを手に、足が悪く杖をついたスーツ姿の男・来栖嵐（成田凌）を襲撃する現場に出くわす。どうやら２人は顔見知りのようだったが、来栖が表情ひとつ変えず冷静に男を取り押さえたことで、事態は事なきを得る。ところが、一部始終を目撃して心配する千晴に、「人の心配より、ご自分の心配をしたらどうですか？未谷千晴さん」と、来栖はなぜか初対面の千晴の名前を知っている様子。

翌日、千晴は、叔母の落合洋子（石田ゆり子）が社長を務める転職エージェント『シェパードキャリア』を訪ねる。洋子は１日も早く再就職したい姪っ子のために“転職の魔王様”の異名を持つ優秀なキャリアアドバイザーを担当につけたというが、そこに現れたのは、前夜に出会った謎の男・来栖だった――！

早速、面談することになった千晴は、転職活動をするにあたり、職種は問わず、未経験の仕事でも構わないと話す。すると来栖は、「とにかく履歴書の空白期間を埋めたい」と焦る千晴の気持ちを見抜き、言葉遣いこそ丁寧だが、心をえぐるような辛辣な言葉を次々に投げつけ、ついには「社長の姪だからって、忖度してもらえると思いましたか？」と冷淡な口調で千晴を突き放す。その言葉にすっかり心が折れた千晴は――。

出典：カンテレ『転職の魔王様』 ストーリー#1

『転職の魔王様』1話の感想

／#転職の魔王様 放送まであと1️⃣時間👑
＼#成田凌 さんと #小芝風花 さんから
放送直前ラストメッセージです😳👏🏻

22時からは
【#転職の魔王様 】で
盛り上がりましょう🎉#月10ドラマ #山口紗弥加 #藤原大祐#おいでやす小田 #前田公輝 #石田ゆり子 #カンテレ #フジテレビ#ワクワク😆 pic.twitter.com/CJFPBEZ1BG

— 転職の魔王様 (@tenshokumao) July 17, 2023

1話は千晴が「転職の魔王様」来栖嵐と出会い、自分の人生に向き合おうとする話。

ドラマ『転職の魔王様』第1話は、新卒で入った会社を辞めた主人公・未谷千晴が転職エージェント会社をやっている叔母の洋子を頼り、「転職の魔王様」という異名を持つ来栖嵐の正論パンチを食らいつつ、「自分」の人生を生きようと決意する話でした。

小芝風花さん演じる未谷千晴は、新卒で入った会社を3年未満で辞めた現在無職の求職者。

転職エージェント会社を経営している千晴の叔母さん、石田ゆり子さんが演じる落合洋子を頼り、できるだけ早く転職したいと考えています。

洋子は千晴のことを気にかけており、優秀なキャリアアドバイザーを担当につけてくれました。

その担当者が「転職の魔王様」という異名を持つ敏腕キャリアアドバイザーの来栖嵐でした。

「とにかく履歴書の空白期間を埋めたい」という千晴の考えを見抜き、「なにか勘違いしていませんか？」の言葉を皮切りに、ズバズバと現実を突きつける来栖。

早速心を折られた千晴ですが、来栖が送ってくれた候補の中から「自分が必要とされ」「両親の期待にも応えられそう」なジーヴズ・デザインという会社を受けようとします。

すると、来栖に「あなたは人の意見ばかり優先してる」「それじゃあまるで中身が空っぽの操り人形ですね」と言われてしまいます。

さらに「体調はすごくいい」と言った千晴の味覚障害を指摘し、前の会社での出来事を千晴に語らせ、「前の会社では必要とされていた」と信じている千晴に「千晴がいなくても全く問題なく回っている前の会社の現状」を突きつける来栖…。


「今のあなたはどこへ行っても同じ目に遭います。」

「あなたの人生、このままでいいんですか？」

「あなたの正解はあなたにしかわからない。」

と発破をかけ、千晴の本音を引き出しました。


そうして千晴は「誰かの人生」ではなく、自分で「自分の人生」を生きようと決意し、洋子の発案によりひとまずキャリアアドバイザー見習いとして働くことにしたところで、1話は終わりました。

ミナレから千晴への落差がすごい！

前クールで小芝風花さんが主演を務めた『波よ聞いてくれ』。

小芝風花さんは、鼓田ミナレという強烈な個性を持つやさぐれ女を演じていました。

ミナレは考える前に身体と口が動く、感情・感覚重視の人格で、「ミナレが動くと何かが起きる」という主人公然したキャラクターでした。

しかし、今回小芝風花さんが演じる千晴は、自分の気持ちよりも他人の期待や必要とすることに応えようとしてしまう、「自分がない」受け身のキャラクター。

見た目も、金髪&露出多めのギャルっぽいミナレから、黒髪&堅めのビジネスカジュアルスタイルの千晴へ。

『波よ聞いてくれ』見てた人からしたら、ギャップがすごすぎてビックリですよね～。

でも、これまでの小芝風花さんからしたらミナレが特殊なだけで、千晴は元々やってた系の役に近いのかもしれませんね。

こういう役者さんの演技の幅が見られるのも、いろんな作品を見るときの楽しみ方のひとつになりますなぁ。

白猫なのに「タピオカ」って、そういうことか！

千晴の叔母で、来栖たちが働く転職エージェント会社「シェパードキャリア」の社長・洋子が飼っている白猫の名前は、「タピオカ」と言います。

…と思ったのですが。

「タピオカ」という名前は、キュルキュルな目から来ていたようです。

タピオカの名前の由来

実はシェパードキャリアにはもう一人仲間が😊
社長の洋子さんが飼っている猫のタピオカです🐱
目がタピオカみたいにキュルキュルなのが由来👀🥤

マイコちゃんという芸歴12年のベテラン女優さんが演じてくれています🎉
どうりで落ち着きが…🤔#転職の魔王様 #月10ドラマ #7月17日スタート pic.twitter.com/gQFxOEzs6J

— 転職の魔王様 (@tenshokumao) July 9, 2023

しかもこの猫ちゃん、芸歴12年というベテランさんだそうで。

ちなみに、筆者の家にいる猫ちゃんも、元々は客商売の看板猫として活躍していたみたいなので、めちゃくちゃ人慣れしてますよ！←謎の張り合い

石田ゆり子さんの役が『逃げ恥』のゆりちゃん味が強い！

千晴の叔母さんであり、シェパードキャリアの社長でもある落合洋子。

千晴も頼りにしている洋子は、石田ゆり子さんが演じています。

／
🗣️ #転職の魔王様 放送まであと3️⃣日
＼#石田ゆり子 さん演じる落合洋子は
転職エージェント「シェパードキャリア」の社長👑
姪っ子の千晴（ #小芝風花 ）の転職をサポートするといって
嵐（ #成田凌 ）を担当につけるのですが…😂#月10ドラマ #7月17日スタート #タピオカにメロメロです😻 pic.twitter.com/GdBABfUHsp

— 転職の魔王様 (@tenshokumao) July 14, 2023

石田ゆり子さんが「叔母さん」で「バリキャリ」って時点で、『逃げ恥』のゆりちゃん味が強くないですか？

『逃げ恥』見たことがあって『転職の魔王様』見た視聴者の大多数が「ゆりちゃんじゃん！」と思ったと思います！

他局のドラマではありますが、このキャスティングは『逃げ恥』意識したと思うんですよね～。

いや～、それにしても石田ゆり子さん、キレイである。

山口紗弥加さんが明るい役って珍しいかも！

シェパードキャリアに勤める仲間の一人に、山口紗弥加さん演じる広沢絵里香がいます。

／
🗣️ #転職の魔王様 放送まであと4️⃣日
＼#山口紗弥加 さん演じる広沢絵里香は
求職者から“姉御”と慕われる
頼れるキャリアアドバイザー✨
面倒見も良く後輩たちにも慕われる
ステキ上司です☺️#月10ドラマ #7月17日スタート #楽しくはしゃいでる声がいつも聞こえてきます🤣 pic.twitter.com/xJfghC5qIU

— 転職の魔王様 (@tenshokumao) July 13, 2023

山口紗弥加さんって基本的にどこか陰のある役を演じることが多い印象なのですが、『転職の魔王様』の広沢さんは求職者から「姉御」と親しまれる、明るいキャラクターです。

個人的にも、山口紗弥加さんは特徴的な落ち着いた声のせいかクールなイメージが強いので、今回の広沢さんには「新しい山口さんの顔が見れれるのかな～」と期待しています！

新卒で入った会社を思い出してしまった…

実は筆者は、新卒で入った会社をわずか11ヶ月で辞めています。

原因は千晴に近い感じで、身体に異常をきたしたから。

会社で倒れたり味覚障害になるほどではありませんでしたが、常に胃薬を持ち歩いていて、精神的にだいぶ参っていました。

学生時代までは持っていた自信も、社会人生活の始まりと共に砕け散り、「自分はなんて無能なんだろう」「自分にできることなんて何もない」と考えてしまうようになっていました。

そんな自分を客観的に見てみて「このままじゃ完全にダメになってしまう」と思い退職を決意。

1年にも満たない短すぎる期間で新卒入社した会社を去りました。

当時の私の上司は、千晴の上司だった竹原ほど露骨ではありませんでしたが、ダメ出しばかりでした。

自分が提出したものをことごとく否定され、「何をどうすればいいのかわからない」「否定されるのが怖くて自分で考えて動けない」という精神状態になっていきました。

今思えば、あれもパワハラといえる振る舞いだったのでしょう。

そんな経験があったからこそ、千晴にとても共感してしまいました。

まとめ：自分の人生を生きよう！

『転職の魔王様』第1話は、千晴が「転職の魔王様」来栖と出会い、正論パンチを食らって打ちのめされつつも、自分の人生を生きようと決意する回でした！

ミナレと千晴のギャップを楽しんだり、洋子の姿にゆりちゃんの影を見つけたり、千晴の過去に自分の過去を重ねてしまって想像以上にダメージ受けたり、と中々濃い楽しみ方になりましたね～。

1話はお客様だった千晴が、2話からは来栖の部下になります。

より一層ボコボコにされる画が浮かんできて、楽しみです。