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『夫を社会的に抹殺する5つの方法Season2』ネタバレ最終回。結末に関する考察。【オトサツ2】
今回は
ドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法Season2』結末に関する考察
です。
ドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』は、2024年1月期テレビ東京の社会派サスペンスドラマ。
主演は高梨臨さんで、モラハラ夫役は栁俊太郎さん。
原作はDMMグループのウェブ漫画制作スタジオ「GIGATOON Studio」が制作している同名の縦読み漫画。
この記事ではドラマ版『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』の結末について考察してみたいと思います。
あくまでも個人的な解釈ですので参考程度にお読みください。
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この記事は、ドラマのネタバレを含みます。ご注意ください。
ドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』の結末について
最終話「復讐の末路」のざっくりあらすじ
- 美咲が漫画を描き切って自殺未遂。
- 自宅で首を吊って死のうとするが、できない。
- そこに電話がかかってきて、美咲の漫画『夫を社会的に抹殺する5つの方法』が第38回日本新人漫画大賞で最優秀賞を受賞したことを知る。
- 自宅で首を吊って死のうとするが、できない。
- 透が美咲のところへやって来る。
- 透が美咲に謝るが、美咲は「あなたを許してどうなる?ゆうちゃんが生き返る!?」と拒絶。
- 実話をベースにした作品『夫を社会的に抹殺する5つの方法』が大評判となる。
- 第38回日本新人漫画大賞授賞式。
- 美咲が結婚式の回想と重なるような形で、最優秀賞のトロフィーを受け取る。
- 透は会場でその様子を呆然と眺めている。
- 美咲が受賞のスピーチで、元夫・透への復讐が完結したことと主張。
- 会場は拍手喝采となる。
- 美咲が結婚式の回想と重なるような形で、最優秀賞のトロフィーを受け取る。
- 授賞式後、透がさらに美咲に謝る。
- 美咲は「どうでもいい」と一蹴。
- 「ゆうちゃん、喜んでくれてると思う」と笑顔を浮かべて立ち去る。
- 透、その場で崩れ落ちる。
- お天気雨の中、傘もささずに濡れながら家路へつく美咲。
- 様々な人が美咲を褒めたたえる想像をし、美咲は満面の笑み。
- 美咲を褒めたたえる中には、元夫・透と愛人・瑠香の姿も。
- 様々な人が美咲を褒めたたえる想像をし、美咲は満面の笑み。
- 優斗の声が聞こえ、振り返る美咲。
- トロフィーを落として仏壇のあったところへ行くと、優斗の姿が。
- 泣きながら力いっぱい優斗を抱きしめる美咲。
- 抱いた優斗を離すと、優斗の遺影を抱えていた自分に気づく。
- 美咲の身体から落ちた雨の雫が、優斗の遺影の目の部分にあたり、涙を流しているかのようになる。
- タイトルコールで終了。
- 美咲の身体から落ちた雨の雫が、優斗の遺影の目の部分にあたり、涙を流しているかのようになる。
- トロフィーを落として仏壇のあったところへ行くと、優斗の姿が。
結末考察①:サブタイトル「復讐の末路」について
まずはサブタイトルから考察していきます。
ドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法』Season2最終話のサブタイトルは「復讐の末路」。
「末路」という言葉には「成れの果て」という意味があります。
つまり、「末路」という言葉にはマイナスのニュアンスが含まれているんです。
「末路」って聞くと悲惨な最期をイメージするよね…
しかし、最終話は、美咲は復讐を完遂して満足気であり、それを周囲からも褒めたたえられるという、ほとんど終始美咲のとってハッピーな展開でした。
筆者としては、サブタイトルの「末路」というマイナスイメージと、このハッピーな展開のギャップに違和感を覚えました。
「末路」って言葉とだいぶイメージが違う展開だったよね…
結末考察②:ラスト直前の演出について
続いてラスト直前でお天気雨の中、異常に笑顔の美咲が周囲の人たちからの称賛の声を受けるシーンについて。
雨の中、傘もささずに満面の笑みで、しかもカバンすら持たずに歩いている美咲が怖い。
そもそもその時点で、だいぶ異様です。
さらに、透の両親を始め、常に美咲の味方だったわけでない人たちが、美咲に対して称賛の声を贈っている。
しかも、その中にはあろうことか、愛人の瑠香と元夫の透の姿までありました。
社会的に抹殺された瑠香や透まで称賛の声を贈るって明らかにおかしいだろ…
ということで、
このシーンは明らかに美咲の妄想ですね。
ここは間違いないでしょう。
結末考察③:最優秀賞について
となると。
日本新人漫画大賞の最優秀賞を受賞したというのも美咲の妄想では?
という考えが浮上してきます。
どんなに優れた作品だったとしても、「復讐」をテーマに描かれた作品が「最優秀」をとるというのは、社会の道徳観からいって考えにくいんですよね。
しかもそれが実話をベースにして、明らかに一個人(透)を叩く内容になっているならなおのこと。
そして、受賞のスピーチで「実話ベースの復讐」ということを堂々と主張し、会場はそれを拍手喝采で迎えている…。
そう考えると、超異様な光景だね…
さらにいえば、授賞式に透がいること自体もおかしいですし、周囲の人たちが透を見て騒いでいないのもおかしいんですよね。
結末考察④:ゆうちゃんについて
ラストシーンは優斗の遺影が涙を流すシーン。
美咲の身体についた雨が優斗の遺影の目の部分に落ちて泣いているような演出になっていました。
あれは単純に「優斗が泣いている」と解釈していいでしょう。
では、なぜ優斗が泣いているのか。
ママとパパがケンカをしているから?
その可能性もあると思います。
が、こうも考えられないでしょうか。
美咲の漫画『夫を社会的に抹殺する5つの方法』が日本新人漫画大賞の最優秀賞を受賞したと連絡を受ける直前、美咲は首を吊って自らの生を終わらせようとしています。
が、失敗に終わりました。
でも本当は…?
そう考えると、
- 実話ベースの復讐漫画が最優秀をとったこと
- 受賞スピーチで実際に復讐したことを主張したのに拍手喝采を浴びたこと
- 日野透が授賞式に場にいた&騒ぎにならなかったこと
- 最優秀賞を受賞した美咲が何の取り巻きもなく1人で会場を出られたこと
- 美咲がカバンすら持たず、雨の中トロフィーだけ抱えて歩いて家路についていること
- 美咲を称賛するはずのなに人物にまで称賛されていること
上記すべての違和感を一気に晴らすことができると思うのです。
すなわち、
美咲はすでに亡くなっていて、亡くなるときに見ている夢の続きが最終話である
と。
悲しい…
そして、ゆうちゃんと抱き合えたのは、美咲もゆうちゃんと同じところへ逝ったから。
ゆうちゃんは嬉しかったけど、ママが死んでしまうのは悲しい。
だから、最後に涙を流したのではないか?
と考えました。
ちょっとこの考えは悲しすぎん?
まぁ、最後のゆうちゃんが遺影なので、美咲が死んでいるというのは拡大解釈かもしれませんが、最終話のほとんどが美咲の妄想であることはたしかかな、と。
もちろん真実が何かはわかりませんけどね。
美咲は亡くなっていないにしろ、心神喪失状態だったのは間違いないと思ってる!
まとめ:「復讐の末路」は心神喪失による妄想?
以上、ドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』の結末に関する考察でした。
最後に簡単にQ&A 形式でまとめておきます。
ドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』』結末に関するQ&A
あくまでも個人的な解釈ですので参考程度にお考えください。
それでは、
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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コメント
コメント一覧 (3件)
夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』の最終回 についてのお話ありがとうございました。私もずっとこれまでドラマを見てきて、最終回はあまりの展開でポカーンとなってしまっていましたが、この解説を拝見して本当に腑に落ちました。もしあれが「現実」ならば、さすがに美咲にあまり共感できない部分が出てきますが、ご考察の通りなら、なにか哀しい結末でありますが、ドラマとしてはよくできた結末だったと思います。希望としては、もう少しその点(妄想だった)がわかるような描写があってもよかったと思います。透役の柳さんは前クールで馬場ふみかさんと共演してましたが、その時と一転して違うキャラクター 魅力的な俳優さんだと思います。
有馬頼寧 様
コメントありがとうございます!
私の考察が腑に落ちていただいたようで、非常に嬉しいです!コメント残していただける気持ちが、これまた非常に嬉しいです!本当にありがとうございます。
そうですよね。
現実であれば、美咲と周囲は狂ってるし、共感できない視聴者が多いと思います。
でもたしかに妄想と判断できる要素、特に演出が少なかったんですよね。この考察通りだとしたら、もっとわかりやすい演出ができたのではないか、と私も思います。
柳さんは雰囲気ある役者さんですよね!魅力的なので、今後のご活躍も楽しみです。
繰り返しとなりますが、コメントありがとうございました!!
ご丁寧にありがとうございますw