『最高の教師 1年後、私は生徒に された』2話ネタバレ感想。「メインの瓜生は『君たちはどう生きるか』牧眞人役の山時聡真さん！」

今回は

ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に された』第2話の感想

です。

ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に された』は、2023年7月期の日本テレビ系の新時代のサスペンス学園ドラマ。

👩‍🏫情報解禁👩‍🎓
7月期新土曜ドラマ
「最高の教師　1年後、私は生徒に◾️された」
新時代のサスペンス学園ドラマ🏫
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— 「最高の教師　1年後、私は生徒に◾️された」【公式】7月15日スタート (@saikyo_ntv) May 17, 2023

主演は松岡茉優さん。

『最高の教師 1年後、私は生徒に された』の2話を見たので早速感想を書いていきたいと思います。

この記事は、ドラマを視聴した感想なのでネタバレを含みます。ご注意ください。

『最高の教師 1年後、私は生徒に された』2話のあらすじ

https://www.youtube.com/watch?v=DJWFGbt8-Mc

「私は、何でもします」——— ３年Ｄ組全員が心の底から笑って卒業できるように、そして自分自身が１年後“生徒に殺されないため”に、この教室を変えなければならない…強い覚悟を持って『２度目の１年』に臨む高校教師・九条里奈（松岡茉優）。

前回の人生で寄り添うことができなかった生徒･鵜久森（芦田愛菜）に起きていた仕打ちを文字通り“何でもして”暴きだした九条は、教室に一つの変化の兆しを与えたのも束の間、夫・蓮（松下洸平）から離婚届を突き付けられてしまう。理由も分からないまま離婚を受け入れた前回と同じ轍は踏みたくないと思う九条。でも一体どうすれば…。思い悩む九条を、突如、目出し帽をかぶった男たちが襲う！彼らの目的とは…！？

一方、３年Ｄ組の教室は週明けから様子が一変。今まで鵜久森を無視していた生徒たちが、何事もなかったように笑顔で鵜久森に話しかけてくるのだ。奇妙なほど『普通』な教室の空気…。そんな中、親の借金に苦しめられている瓜生（山時聡真）の『ある瞬間』が気になった九条は家庭訪問と称して瓜生のアパートに乗り込む。そこで九条が見た光景は——— 。お金の価値、友情の真意を問う、涙の授業が始まる——— 。

出典：日本テレビ『最高の教師 1年後、私は生徒に された』 STORY #02

『最高の教師 1年後、私は生徒に された』2話の感想

着席してますか？
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— 「最高の教師　1年後、私は生徒に◾️された」【公式】7月29日よる10時第3話 (@saikyo_ntv) July 22, 2023

2話は、里奈が1年後に殺されないために覚悟を決めて生徒に向き合い始めた話。

ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に された』の2話は、里奈から証拠動画を奪い取ろうとした生徒のうちの1人・瓜生陽介に里奈が様々なアシストをして、毒親に言いたいことを言わせる話でした。

鵜久森の一件があった週末、覆面を被った男2人に里奈はカバンをひったくられそうになりました。

反応と特徴から、里奈は犯人を瓜生陽介と向坂俊二と断定。


週明けは、約束通り鵜久森と待ち合わせて学校へ向かいました。

鵜久森はやっぱり不安のようでしたが、「自分が決めたこと」だと里奈に主張して頑張ります。

そんな鵜久森の不安をよそに、「鵜久森さんおはよー」と普通に挨拶をしてくる3年D組の面々。

D組の生徒たちは「九条里奈対策委員会」という鵜久森以外のトークグループを作成していて、リーダー格の西野美月が「週明け鵜久森には普通に接すること」と指示を出していたのでした。

数日経っても周りの態度は変わりはなし。

しかし、鵜久森は瓜生の様子がおかしいことに気づきました。

鵜久森からそのことを聞いた里奈は、瓜生に何かあったか確認するために家庭訪問を敢行。

「母親の金の使い道がおかしい」という瓜生の家の問題点を瓜生自身に突きつけ、発破をかけました。

里奈の言葉の影響を受けて自分から行動を起こし、バイト代の前借りをした瓜生。

そのお金を母親に渡し、「借金返済に充てて、家を追い出されないように言ってほしい」旨を伝えますが、瓜生の母は「欲しいものを買うこと」にお金を使おうとします。

そんな無情な現実が見えた状況で里奈が瓜生の家に登場。

里奈は瓜生の母親と瓜生に「自身が伝えるべきだと思ったこと」を真っすぐ伝え、さらに瓜生の友達の向坂を呼び込みました。

入ってきた向坂は自分のバイト代を瓜生の母親に差し出し、「一緒に卒業させてください」と頼み込みます。

そして「余計なことすんな」という瓜生に、向坂は自分の気持ちを真剣にぶつけました。

瓜生の母親は向坂の想いに心打たれて、瓜生に「卒業してきなさい」と言いますが、それを見ていた里奈に「言いたいことは全部、きちんと、言えましたか？」と問われると、「なんで母ちゃんが許す側なんだよ…」と始まり、「許すわけねぇだろ！！」と決壊。

「なんで、俺の家族じゃなくて、知らねぇ男に使うための金、俺が稼がなきゃいけねぇんだよ！」

「俺はあんたを許さねぇ！」

「一生かけて覆してみろよ！許させてみろよ！！」

と大爆発して母親に想いを伝えました。

里奈に「ありがとう」という瓜生に対し、里奈は「いりません」「そんな一時の感傷に浸るお礼などいらないと言いました」と一蹴。

「それよりあなたたちにはすべきことがあるはずです」と里奈に言われた瓜生と向坂は、学校で鵜久森に声をかけ、謝りました。


瓜生家の一件で「大人のフリしてカッコつけてた自分」に気づいた里奈は、離婚を切り出した夫の蓮に子どもみたいに素直に「離婚したくない」という気持ちを口にします。

このおかげ少しだけ前回よりも呼吸のしやすい夫婦関係になった、第2話でした。

加藤清史郎くんこっわ！

1話でも思いましたが、2話でもまた思いました。

加藤清史郎くんこっわ！

『最高の教師』第2話 今夜22時

第1話放送から、もう1週間経ったのか…

皆さんのご感想、無事届いておりますよ。

今夜も色んな人の覚悟と解放が見られる気がします。

相楽琉偉がそこにどう関わっていくのか

お楽しみに@saikyo_ntv #最高の教師 #最教 #サイキョー #第2話#相楽琉偉 #加藤清史郎 pic.twitter.com/OuuWDAUYNk

— 加藤清史郎(公式) Seishiro Kato (@seishirofficial) July 22, 2023

加藤清史郎さんは、3年D組のリーダー格である相良琉偉役。

この相良がまーこわい。

かわいい笑顔からの無表情、

…からの笑顔が恐ろしいんですよね…。

今回の「じゃあ家ごと燃やしてこいよ」とか「おれがやったら、親が悲しむじゃん。…お前んちと違って」も怖かったです…。

今回のメインは瓜生陽介。『君たちはどう生きるか』の主人公・牧眞人役の山時聡真さん！

2話の主役は瓜生陽介でした。

瓜生陽介を演じているのは、山時聡真さん。

瓜生さんからのお知らせです📣
今夜10時👩‍🏫#山時聡真#最高の教師 pic.twitter.com/1QewizfOEQ

— 「最高の教師　1年後、私は生徒に◾️された」【公式】7月29日よる10時第3話 (@saikyo_ntv) July 15, 2023

山時さんは今話題のジブリ最新作映画『君たちはどう生きるか』の主人公・牧眞人役でもあります！

【📺「#最高の教師」瓜生役で話題】

宮﨑駿監督最新作「#君たちはどう生きるか」主人公の声担当・山時聡真って？菅田将暉も絶賛 5歳から芸能活動の実力者

▼写真・記事詳細はこちらhttps://t.co/GJF90gDI3r#山時聡真

— モデルプレス (@modelpress) July 22, 2023

そんな山時さん演じる瓜生は毒親を持った3人兄弟の長男で、高校生でありながら瓜生家の稼ぎ頭です。

1話ではお金に困っているために50万円貸してほしいと里奈に言ってきましたが、家のためにではなく、自分と仲間の遊ぶお金として使おうとしていました。

しかし、お金に困っているのは本当で、借金取りからお金を取り立てられている生活を送っているようです。

そのため高校生でありながらバイトを掛け持ちして必死にお金を稼ぎますが、母親に渡すと家族ではなく、母親の男に還元されている状態でした。

「何でもやります土曜日」ですね。
今夜10時見てね👀#山時聡真 #中島亜梨沙#最高の教師 pic.twitter.com/2LB6Er6lTZ

— 「最高の教師　1年後、私は生徒に◾️された」【公式】7月29日よる10時第3話 (@saikyo_ntv) July 22, 2023

その問題に気づいた里奈が家庭に介入して、陽介の本当の想いを母親に伝えさせる、というのが2話メインのお話でした。

1話の芦田愛菜さんの演技は圧巻でしたが、山時さんの感情演技も相当すごかったです！

「大人の方こそ自分を変えようとしない屈折した生き物」イテテテ…

里奈が瓜生に言った言葉で、痛い言葉がありました。

それが

瓜生くんが一番理解しているんじゃないですか？

むしろ、大人の方こそ自分を変えようとしない屈折した生き物なのだと。

これは効きましたぜ…。

自分を変えるって、「今までの自分」の存在が大きいほど怖くなりますよね…。

だから必然的に年を取るにつれて「自分を変える」という行動をとりにくくなる。

それが「大人」。

でも「自分が変わらないと現状は変わらない」というのも理解していて、どこかで「変わらなきゃ」と考えているものの、（現状に相当満足している人以外は）変えようと動けない。


筆者も心当たりがありすぎて、この言葉を聞きながら心が「イテテテ…」と悲鳴を上げていました。

『3年A組』もそうでしたが、『最高の教師』も学校を卒業している我々大人にこそズバズバ刺さるメッセージを届けてくれそうですね。

上げて落とす親マジでクソ！

みんなと卒業するために、始めたばかりのバイト先の店長に前借りをしてまで集めたお金を、母親に差し出した瓜生。

そんな瓜生を抱きしめて「本当にありがとう」「あんたがいてくれて本当によかった」と涙ながらに言った瓜生の母親・梓。

これで安心と思いきや、続く梓の言葉に瓜生は呆然としました。

梓は

ちょうどさ、春だし買わなきゃいけないものもあって、でもあの人たちの取り立ても厳しくなって諦めててさ…

と言いながらスマホで自分のための買い物を始めたのです！

「わかってくれた…」と子どもの気持ちをあげておいて、そこからいきなりどん底に突き落とす母親、マジでクソすぎました！

#最高の教師
ありがとうございました
この母親最低、クソ親、毒親
という最高の褒め言葉
罵詈雑言が嬉しいのは初めてです
福井Pと鈴木監督からこのラストを聞いた時から梓は生まれたかもしれません
その場にいる全員が熱い気持ちで同じ方向を目指している最高の現場・最高の瞬間でした
3話も楽しみ pic.twitter.com/rD6Fu9dwlV

— 中島亜梨沙 (@Nakajima_Arisa) July 22, 2023

「まさにクズ」を体現するクソ親っぷりでした。

でも世の中にはフィクションじゃなくてああいう親も存在するわけですもんね…。

自分の周囲の環境には感謝しなくてはなりません…。

松岡茉優さんの演技力エグイな！

主役の担任教師・九条里奈役の松岡茉優さん、やっぱり演技力すごいです！！

本気で「なんでもする」モードになった里奈の淡々とした口調や態度と、夫や友達に接するときの態度を使い分けるだけでなく、2話では瓜生の心からの叫びに淡々とした教師モードをキープしつつも涙を流すという、「淡々とした教師を演じてるのについ感情的な部分も出てきちゃった」演技をしていて、すっごいなぁ～と思いました！

松岡茉優さんの決意に満ちた演技っていいですよね～。

『コウノドリ』でも思いましたが、決意に満ちて身体の中ではアツイ想いがグツグツしてるのに、それを理性で抑えて相手に伝える演技がすごく心に響きます。

まとめ：家庭問題解決回！

第2話は、問題児集団の一人・瓜生陽介をメインとした家庭問題解決回でした！

鵜久森という味方を得た里奈が、鵜久森からの情報を基に瓜生家に介入。

瓜生と向坂を味方？になった第2話でした。

次回は前回の人生になかった里奈も知らない「殺害予告」の話ですね～。

楽しみです！