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『勝利の法廷式』9話ネタバレ感想。「真犯人の「正体」が判明…!」
今回は
ドラマ『勝利の法廷式』第9話の感想
です。
ドラマ『勝利の法廷式』は、2023年4月期の読売テレビ系の劇場型リーガルミステリー。
弁護士×脚本家って面白い組み合わせだよね!
『勝利の法廷式』の9話を見たので早速感想を書いていきたいと思います。
この記事は、ドラマを視聴した感想なのでネタバレを含みます。ご注意ください。
『勝利の法廷式』9話のあらすじ
CASE9 再開
蘭(志田未来)は刑務所で花(北乃きい)と面会し、連続女性殺人の5人目の被害者が出たことを知らせる。それは、連続殺人の犯人が亡くなった蓮ではなく、まだどこかで生きていることを示す証でもあった。蓮の疑いが晴れれば、花が蓮を殺す動機も成立しなくなり、花の無実が証明できる。そう訴えかける蘭に対し、花は拒絶。刑務所で苦しみ続けてきた花は、心を閉ざしていた。それでも蘭は、花に「私が真犯人を見つけ出して、無実を証明する」と告げる。
一方、黒澤(風間俊介)は、蒼(髙橋優斗)と対峙する。連続女性殺人の4人目の被害者・瓜生二重との関係を隠していた蒼。彼は黒澤に、真実を語り始める――。
蘭は花の無実を証明するため、再審請求に向けて奔走する。再審請求が認められるケースは極めて少なく、“開かずの扉”と言われている。決定的な証拠をつかまなければ、とても無理な状況だが、蘭は思うように情報を集めることができない。そんな中、黒澤は蘭に、花の息子・早乙女陽斗と会ってきたと告げる。陽斗は、花の逮捕後から児童養護施設で暮らしていた。陽斗が事件当日のことを何か覚えていれば、証拠を見つけるきっかけになるかもしれない。しかし、蘭は、幼い子供を利用しようとする黒澤に反発。黒澤は蘭に、陽斗にも母を救いたい思いがあるはずだと主張する。覚悟を決めた蘭は陽斗を連れて、刑務所で花と対面し…。
出典:読売テレビ 『勝利の法廷式』 ストーリー CASE9
蘭と黒澤は、“開かずの扉”を開いて再審を勝ち取れるのか? そして、残忍な連続女性殺人の真犯人が、ついに明らかに――!?
『勝利の法廷式』9話の感想
CASE9「再開」今夜11時59分放送⚖️
— ドラマ『勝利の法廷式』【公式】最終回6月15日(木)よる11時59分放送! (@houtei_drama) June 8, 2023
/#志田未来 さん#風間俊介 さん#髙橋優斗(#HiHiJets)さんから
見どころコメント到着☝️
\
あれ?
今週は髙橋さんがいますが、
圧がすごいようで……😂
9話も10話も大変の模様😱
一体、どうなる──⁉️#勝利の法廷式 をつけて
皆さんのご感想お待ちしてます🌟 pic.twitter.com/Bg8EEiki10
早乙女花裁判、「再開」!
5人目の被害者が出たこと、警察も知らない犯人のルーティーン「赤ちゃんの甘い匂い」が犯行現場に残っていたことから、「蓮は犯人じゃない」と花に伝えにきた蘭。
花は蘭の言葉を拒絶します。
そして
「殺したの」
「この塀の中で何度も私の中に残っている彼の記憶を全部殺した」
「そしたら彼のことを思い出しても何も感じなくなった」
「やっとそこまでたどり着いたのに…」
「それを今更…」
と、そっとしておいてほしい気持ちを吐露しました。
花は自分の心を殺したんだね…
そんな花に蘭は花の一人息子・陽斗のことを持ち出し、彼女は殺した心の中から、陽斗への想いを引き出しました。
そして、再審請求に同意。
ここから早乙女花の裁判が「再開」します。
『勝利の法廷式』ってサブタイトルが本当にいいよね~
シンプルなのに奥深い!
志田未来さんと北乃きいさんの言い合いに『14才の母』を思い出した
志田未来さんと北乃きいさんって、ドラマ『14才の母』でも親友役として共演し、劇中で言い争ってるんですよね。
9話冒頭の蘭と花の言い合うシーンって、ただでさえ感情が大きく揺さぶられるシーンなのに、この2人が17年後にまたしてもドラマに親友役として共演を果たし、子どものことで激しく感情をぶつけあっている姿に、メタ視点でも心を動かされてしまいました…。
2人とも立派になって…。
ずっとこうして活躍し続けて…。
今度は北乃きいさんが子どもを想って泣いている…。
はー、感慨深い!
ちなみに、筆者は『14才の母』放送当時高校生で、今年になってから改めてhuluで『14才の母』を見たのですが、親視点で見るとあれはさらにヤバイですわ。
感情を揺さぶられすぎてたくさん泣いてしまいました…。
親って大変ですね…。
蒼が流川大治郎にかくまってもらってた理由がわからん。
蒼は「黒澤仁が早乙女蓮殺しの犯人」だと確信しており、大治郎に黒澤のアリバイを確かめてもらっていたようです。
そして、瓜生二重の死に責任を感じ「おれが殺したようなものだ」と自分に絶望していました。
それはわかるんだけど、それだけにしては8話で不審な行動多すぎなかった?
「黒澤が犯人だと確信していて先輩(蘭)の役に立ちたかった」なら、黒澤と蘭が2人きりになる状況を作るのってまずくないですか?
蘭はどちらかというと、連続女性殺人事件の犯人というよりは早乙女蓮殺しの真犯人を追っているわけですよね?
黒澤が真犯人だったら、正体を暴こうとしている蘭が身近にいる状態であり、その状態で蒼がいなくなったら、口封じのための邪魔者がいなくなるということになります
蘭のためだったら、絶対に蘭のそばを離れちゃいけなかったよね?
なんで流川綜合法律事務所にいたのかが依然謎のままです…。
陽斗くんの気持ちは?
黒澤が花の息子の陽斗くんに会いに行きました。
それを知った蘭は、黒澤に対して「子どもを利用するなんて!」と憤ります。
しかし、黒澤がしたのは、陽斗の意志と権利を尊重してゆえの行動でした。
子どもだって大好きなお母さんを守りたいよね!
子どもだと、ついつい汚いこと・不条理なこと・危険なこと等から遠ざけようとしてしまいますが、子どもだって大切な人のことを想う気持ちは同じ。
それをわかってあげられる黒澤、素敵でした!
事件のカギを握るパンダタクシー
陽斗くんと事件当日の行動を振り返る蘭。
すると、
- 陽斗くんが迷子になっていたこと
- 迷子の陽斗くんを、パンダの柄がついたタクシーが助けてくれていたこと
がわかりました。
陽斗くんを助けたパンダタクシーの運転手が見つかれば、事件当日の花の行動が客観的に証明でき、犯行が不可能だったという根拠になるかもしれません!
特徴的なタクシーでよかった!
黒澤はなんだかんだ優しい…
久しぶりに蘭の前に姿を見せた蒼。
「今までどうしてたの?」と問う蘭に答えあぐねていると、黒澤が「仕事を頼んでいた」と嘘をつきました。
自分のことを疑われたのに、なんだかんだ助けてくれる黒澤ってばツンデレ―!優しいんだからー!
証人・佐伯阿澄は何を知っている?
早乙女花の裁判で、蘭が足元から崩された予定外の出来事。
それが奥田由美さん演じる証人・佐伯阿澄がした「覚えていません」という証言でした。
hulu限定オリジナルストーリーCASE0「序章~破壊された日常~」で佐伯は、前日に流川綜合法律事務所を訪れ、最終的な打ち合わせをしていました。
過労で倒れていた蘭に代わって対応したのは、所長の大治郎。
やはり、このときに大治郎が佐伯に証言を変えさせた説が有力になりました。
当日にも誰かと会話してたよね?
「裁判前日に」って言ってたから、当日は別の人と話してたってことかな?
佐伯阿澄は何を知っているのでしょうか。
そして、どうして口をつぐんでいるのでしょうか。
パンダタクシー、発見!
やはり特徴的な車だけあって、タクシー運転手の中でパンダタクシーは有名のようでした。
居場所を突き止め、運転手と話そうと近づく蘭でしたが、ちょうど出発してしまうところで、蘭のことを気付かずに行ってしまいました!
しかし、蒼がタクシーの前に出て、ムリヤリ止めることに成功。
話を聞くことができました。
動いてる車の前に飛び出しちゃダメ、ゼッタイ!
話してみると、陽斗くんのことを覚えていました。
そして、事件当日の車載カメラの映像を探してくれることになりました。
重要な手がかりが得られるかも!
早乙女蓮は「しつこい奴」!
椿は、生前の早乙女蓮のことを「しつこい奴」だと表現しました。
「取材対象については、ちょっとした癖や趣味、好きな食べ物から酒の銘柄までとことん調べる」奴だったそうです。
それは取材対象だけではなく、好きな女性についてもだってようですね…。
まぁたしかに気持ち悪いね…
しかし、記者としてはそのしつこさは優秀と同義!
適材適所ってありますね~。
椿には黒澤がいてよかったね…よかったのかな?
椿は奥さんを深く愛していて、奥さんを亡くした悲しみを乗り越えられずにいます。
黒澤の前で涙を見せました。
そんな椿に、黒澤は優しい言葉をかけます…。
同じ体験をした先輩として、声をかけるのでした…。
椿は黒澤がいてくれてよかったね!
でも黒澤がいなかったら、おそらく椿もここまで犯人を追うことはなかったかもしれないと思うと、必ずしも「黒澤がいてよかった」とはならなくなってしまうんですよね…。
「もしこうだったら」というのはあり得ないので、考えてもしょうがないのですが、黒澤と出会っていなければ、沙良さんと笑って過ごせていたのかもしれません…。
パンダタクシーの車載カメラ映像入手!再審開始!!
パンダタクシーの車載カメラの映像を入手することができました!
そこにはしっかり花の姿と時刻が映っていました!
これで花の犯行が時間的に不可能だと立証できそうだね!
これで準備は整いました!
1話の決めゼリフをここで再び持ってくる演出、いいねー!
再審を前にトラウマがよみがえり、蘭は自分の手が震えていることに気付きます。
そこに黒澤現れ、台本を差し出します。
この世界は一つの舞台で、人間はみんな役者なんだよ
1話の冒頭のモノローグで流れたこのセリフ。
これが9話で蘭の口から出てきました。
そして「脚本がないとダメな人間」だと自虐する蘭に、「脚本は役者の武器」「誰かを守るために丸腰で戦うやつはいない」とフォローを入れ、あの決めゼリフを口にします。
俺が書いた脚本を、
お前が法廷で演じろ
これはアツイ演出!!
黒澤と蘭の信頼関係も1話とは全く違う状態での、同じ決めゼリフ。
セリフは同じでも、蘭の受け取り方は全然違いますよね。
あーもう!こういう演出大好物!!
再審裁判・第一回公判はすんなり終了
再審裁判が始まりました。
パンダタクシーの車載カメラの映像に花が映っていたのは犯行時刻の22分前。
その場所から犯行現場の自宅までは、子供連れで歩いたら20分の距離。
そこから夫と口論になり、刺し殺し、警察に通報するのを残りのたった2分ではできるはずがないと主張し、第一回公判は無事終了しました。
波乱はなし!
え、その曲…?
法廷を後にした陽斗くんが口ずさんでいた曲。
それは、蒼の大学の同級生・速水が以前好きだったアイドルの曲でした。
エアレンディーテル
— ドラマ『勝利の法廷式』【公式】最終回6月15日(木)よる11時59分放送! (@houtei_drama) June 8, 2023
「君の未来は希望」(Live Video)#勝利の法廷式
CASE2「正体」劇中歌https://t.co/mAUs5FoRWP pic.twitter.com/nFY07kYeWm
なんで陽斗くんがこの曲を?
それは、事件前日に陽斗くんのパパ、つまり早乙女蓮が聞いていた曲だからでした。
黒澤の脳内にリフレインされる椿の言葉…。
取材対象については、ちょっとした癖や趣味、好きな食べ物から酒の銘柄までとことん調べる
ということは…!?
芳野編集長と速水が親子だったのか!なるほど!!
あの曲といえば、速水政樹。
そして、速水政樹の父は、東都出版社の芳野小太郎編集長でした!
…ってことは
速水が犯人で、芳野はそれを知っていて速水に協力していたってこと!?
筆者は8話時点で「真犯人は芳野編集長が最も有力で、次点が速水」と予想していたのですが、かなりいいセンいってましたね~。
\ 8話時点の考察記事 /
2話のサブタイトル「正体」的に、2話のメインキャラの「正体」が真犯人だったらおもしろいな、って思ってたらそうだったわ!
その速水が一番怪しい芳野編集長とつながってたのね!
この展開はいいぞー。好みだぞー!
さすが『勝利の法廷式』。
素晴らしい展開です!
まとめ:さすが『勝利の法廷式』!やってくれる!!
ドラマ『勝利の法廷式』の第9話は、花の再審が始まり、真犯人が判明する話でした!
いやー、素晴らしい展開でした。
今まで『勝利の法廷式』はサブタイトルにいくつもの意味を含ませていました。
2話のサブタイトルは「正体」。
2話での速水の「正体」は「アイドルファン」でしたが、ここに物語全体でのさらなる「正体」を仕込んでくれていたとは…!!
『勝利の法廷式』ホントに好き!
そしていよいよ次回は最終回。
速水を刺してしまった?黒澤を蘭が弁護する形になりようです。
黒澤の台本なしで挑む裁判…。
最終回が楽しみ過ぎてやばいです!
それでは、
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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『勝利の法廷式』ネタバレ感想。
- 1話「BGMが超カッコイイ!」
- 2話「サブタイトルがしっかり意味を持ってる構成がいい!」
- 3話「後継者不足問題は現代の深刻な問題だよね…」
- 4話「未必の故意は声に出したくなる言葉!」
- 5話「黒川智花さんの豹変っぷりがよかった!!」
- 6話「子どもは親が思うほど子どもじゃない!」
- 7話「大治郎との対峙!そして指輪殺人事件に動きが…!」
- 8話「佐藤玲さん、かっこよかった!」
- 9話「真犯人の「正体」が判明…!」
- 10話「最後までサブタイルの意味が深いのさすがすぎるー!」
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- 『勝利の法廷式』考察。黒澤仁について考える。その1(1話時点)
- 『勝利の法廷式』考察。「指輪殺人事件」について考える。その1(2話時点)
- 『勝利の法廷式』考察。真犯人は誰?「指輪殺人事件」について考える。その2(8話時点)
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『勝利の法廷式』のBGM超カッコイイんだよね~!
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