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『勝利の法廷式』5話ネタバレ感想。「黒川智花さんの豹変っぷりがよかった!!」
今回は
ドラマ『勝利の法廷式』第5話の感想
です。
ドラマ『勝利の法廷式』は、2023年4月期の読売テレビ系の劇場型リーガルミステリー。
弁護士×脚本家って面白い組み合わせだよね!
『勝利の法廷式』の5話を見たので早速感想を書いていきたいと思います。
この記事は、ドラマを視聴した感想なのでネタバレを含みます。ご注意ください。
『勝利の法廷式』5話のあらすじ
CASE5 仮面
[ ゲスト ]
- 国際ロマンス詐欺の被害者 橋垣紗世 役:堀田茜
- 会社役員・良太の妻 近藤馨子 役:黒川智花
- 会社経営者 近藤良太 役:篠山輝信
蘭(志田未来)の事務所に、子役時代の友人・紗世(堀田茜)が妹に連れられてやってきた。もうすぐ結婚するという紗世は幸せそうだが、妹は姉が騙されていることに気付き、相談に来たのだ。
紗世の結婚相手は、SNSで知り合ったハン・ジエンという男。しかし、紗世はジエンと直接会ったことがなく、彼に頼まれて300万円を送金していた――彼女は、国際ロマンス詐欺に引っかかってしまったらしい。
妹は蘭に、紗世の目を覚ましてほしいと頼む。弁護士の立場では返金の手伝いしかできないと戸惑う蘭。すると黒澤(風間俊介)が「探偵になればいい」と言い出す。そこで蘭たちは、ハン・ジエンの正体を突き止めることに。蘭と黒澤は、紗世とジエンのビデオチャットをモニタリングする。黒澤は紗世に、ジエンをおびき出すためのやり取りを書いた台本を渡し、その通りに話すようにと伝えていた。演技に自信がないという紗世に、蘭は子役時代の演技スキルを紗世に伝授する。
そして紗世は、ジエンと直接会う約束を取り付けることに成功。紗世とジエンの待ち合わせ場所に、蘭と蒼が向かい待ち伏せる。しかし現れたのは、ジエンとは似ても似つかない近藤(篠山輝信)という人物。近藤は、そんな男のことをまったく知らないという。後日、蘭たちは改めて、紗世を連れて近藤に会いに行く。近藤と対面した紗世は、突然泣き出し…。一方、蒼(髙橋優斗)は、黒澤の婚約者である黛十和(入来茉里)が連続女性殺人事件の被害者だったことを知り、黒澤の正体に疑問を抱き始める。
出典:読売テレビ 『勝利の法廷式』 ストーリー CASE5
紗世が近藤を訴え、裁判を起こす。蒼は、今回の弁論は自分がやりたいと言い出し、蘭も承知する。裁判が始まり、順調に弁論を進める蒼。そこに、思いがけない横槍が入り――!?
『勝利の法廷式』5話の感想
今夜11時59分から
— ドラマ『勝利の法廷式』【公式】毎週木曜よる11時59分放送! (@houtei_drama) May 11, 2023
CASE5「仮面」放送⚖️
/#志田未来 さん#風間俊介 さん#髙橋優斗 (#HiHiJets)さん
から、見どころコメント到着☝️
\
今回は、髙橋さんの一言で
動画のラストを締めることに…果たして⁉️#勝利の法廷式 をつけて
皆さんのご感想、お待ちしてます🌟
ぜひ、ご覧ください🙇♀️ pic.twitter.com/DNjJi7khVL
5話は国際ロマンス詐欺の話
5話は、国際ロマンス詐欺にひっかかってしまった蘭の子役時代の友人を救う話でした。
蘭の子役時代の友人・橋垣紗世は、SNSでドラマの感想を投稿していたところ、同じドラマを見ていた「ハン・ジエン」という人物からDMをもらいます。
はじめはドラマをオススメし合うだけだったのですが、毎日やりとりをしていくうちに恋愛関係に発展。
そのままとんとん拍子に婚約までいったのです。
めでたいね!
ところがどっこい、単純な幸せ話ではありませんでした。
「ところがどっこい」って久しぶりに聞いた気がする…
紗世はハン・ジエンにたびたびお金を送っていたのです。
その総額は約300万円。
300万円!?
「姉は騙されている!」と考えた妹が、紗世を蘭のところへ連れてきたのでした。
まー、第三者から見たら明らかに怪しいよね…
しかし、紗世はハン・ジエンを信用しきっている様子で、「騙されている」という言葉には耳を貸しません。
そこで妹は、「ハン・ジエンを探し出して姉の目を覚ましてほしい」と蘭に訴えかけるのでした。
弁護士としての立場では法的にお金を取り返す力添えをすることしかできないため、ハン・ジエンを探し出すという依頼を断ろうとしますが、黒澤が「弁護士の力だけじゃだめなら探偵になればいい」と発言。
紗世自身からも「蘭ちゃんお願い。私会いたい、どうしても彼に。」とお願いされた結果、弁護士の仕事の枠を超えて、ハン・ジエンをおびき出すことになりました。
さすが『小さな弁護士コラン』先生!
復讐も憎しみも彼の物。法を犯そうとも奪う権利は誰にもない。
4話『正義』の最後で、金主だった北見刑事が自殺した詐欺被害者の兄・原大貴に刺殺されました。
それをわかっていて止めなかったことに疑問を抱いた蘭は、黒澤に疑問を直接ぶつけます。
直球勝負きたー!
蘭の「黒澤のことを信じたい」って気持ちの現れだね
それに対する黒澤の返答は、「復讐も憎しみもすべて彼の物。例え法を犯そうとも奪う権利は誰にもない。」というものでした。
黒澤自身も犯罪被害者の家族だからこそ、原大貴の気持ちが痛いほどわかって止めなかったということなのでしょうね。
脚本:黒澤仁、演出:神楽蘭のビデオチャット
今もまだ毎週火・木曜日にハン・ジエンとビデオチャットをしている紗世。
そこでそのビデオチャットを通してハン・ジエンをおびき出す作戦に出ました。
ストーリーはもちろん脚本家・黒澤仁が手掛けます。
そしてさらに元天才子役の神楽蘭が、紗世の演技指導役として協力しました!
脚本:黒澤仁、演出:神楽蘭の夢のコラボだー!
…ビデオチャットだけど(笑)
結果は大成功。
今まで1回も直接会っていないハン・ジエンと待ち合わせの約束を取り付けることに成功しました。
泣きのテクニックよかったね!
その後の展開でも紗世が使ってて、「やるじゃん!」って思った
待ち合わせ場所に現れた謎の人物
直接会う約束は取り付けたものの、紗世が会うのは危険だと考えた蘭は、蘭と蒼だけで待ち合わせ場所に出向きます。
そこに現れたのは近藤良太という謎の人物。
誰だよ!
どう見てもビデオチャットで目にしたハン・ジエンとは別の人間です。
しかも、近藤は誰かに嫌な呼び出し方をされたのか、かなり好戦的な態度で蘭と蒼に接してきました。
調べてみると、近藤は会社経営者。
そのことを紗世に伝え、会社のホームページに載っている写真を見せると、「私も会えるかな?その近藤さんに。」と発言したため、蘭は紗世と一緒に近藤に会いに行くことになりました。
全部見てからでも、ここで紗世が「近藤に会いたい」ってなった理由がわからないんだよな~
写真見て反応してたっぽいから背景に自分があげたプレゼントが写ってたとかかと思ったけど、そうでもなさそうだったし…
近藤の立場からしたらイライラするのも当然だよな~
近藤に会いに行くと、近藤良太社長本人と、妻で会社役員でもある馨子が応対してくれました。
しかし、近藤いわく「あの場所に行ったのはたまたまで、韓国には行ったこともないし、韓国人の知り合いもいない」とのこと。
そして、どんどんイライラしている様子を見せてきました。
まー、近藤の立場だったらイラついて当然だよな~
たまたま待ち合わせ場所に行ったというのは嘘で、奥さんに言えない事情で呼び出されていたのは確実ですが、呼び出された場所に言ったら何言ってるのかわからない弁護士がいて、その弁護士が別日に会いに来たら、ハン・ジエンという全く知らない人物との思い出話を聞かされる…。
自分がその立場だったらすげーイライラしちゃうと思いますね~。
これはしょうがない。
近藤はディープフェイクで顔を変えていた!?
しかし、紗世は近藤の部屋から自分がハン・ジエンに送った物を見つけ、彼こそがハン・ジエンだと確信します。
ただ、近藤はビデオチャットをしているときとは全く違う顔。
そこで黒澤は「ディープフェイク」というAIを応用して動画に映る人物の顔を差し替える技術の可能性を指摘しました。
これにより、「近藤はディープフェイクでハン・ジエンという別人になりすまし、紗世を騙して金をむしり取っていた」という仮説が浮き上がりました。
そんなハイテク技術を使うとは…!
やるな近藤!!
騙されていたことが明らかになりショックを受ける紗世でしたが、「お金さえ返してくれればいい」と示談を申し出ることにしました。
紗世、キレる…!
示談を申し出て、再び近藤夫妻と顔を合わせた蘭たち。
その場で近藤がキレました。
「示談はおかしい」「ハン・ジエンと自分は別人」と主張する近藤に、紗世がハン・ジエンにプレゼントが近藤の部屋にあった証拠写真を見せる蘭。
すると近藤は「こんなもの知らない」と言いつつも、まともな反論ができません。
ついには妻の馨子からも疑いの目を向けられることになりました。
そして、近藤は言うのです。
大体、騙される方が悪いんじゃないですか。
会ったこともない奴を信用するのがバカだって言ってるんです!
この状況でその発言は…。
これに紗世が激高、大事にしていたハン・ジエンからもらった指輪を机に叩きつけ、裁判で争うことになりました。
近藤は秘書と不倫関係にあった!
近藤夫妻を訪ねていった際にお茶を出してくれた秘書。
彼女の指に指輪の痕があったのが気になった蘭は、後日再び会いに行きました。
話を聞くと、奥さんの前だから外していたということ。
つまり、近藤は秘書と不倫関係にあったのでした。
しかも、秘書がしていたのはハン・ジエンが紗世に送った指輪と全く同じものでした。
これは不倫相手としても許せないんじゃないの!?
近藤最低だな!!
弁論を蒼が担当することに。あれ?台本は??
今回の弁論は蒼の申し出により、蒼が担当することになりました。
簡単に人を見下す近藤の態度に、自分の父親を重ねていたのです。
「くっそー!俺だってーー!!」って感じだよね!
でもそうなると、『勝利の法廷式』の「黒澤仁の脚本を神楽蘭が法廷で演じる」というコンセプトからズレてしまうような…?
と心配していましたが、問題ありませんでした!
蒼にナイショで黒澤の台本に移行!
蒼が法廷に入った瞬間、蘭が入る直前に黒澤に止められ、今回の台本を渡されました。
やっぱり台本はあるのね!
蒼が弁論している最中に台本を読み込む蘭。
これで準備は整いました。
が、事前に蒼に何も言わずに流れを変えてしまう行動を起こすのはどうなんだろうと、蘭は葛藤しているように見えました。
でも蘭は行くよね!
蘭は立ち上がり、蒼と交代しました。
黒川智花さんの豹変っぷりと、台本にないアドリブ部分がよかった!
黒澤の台本により蘭が暴いた事実は、「近藤馨子がハン・ジエンであり、ハン・ジエンとして行ったロマンス詐欺の疑いを夫の良太に向けた」というものでした。
なんということでしょう!
馨子の動機は、夫の不倫。
夫の不倫により心を踏みにじられた馨子は、罰する法律がない代わりに自ら手を下したのでした。
馨子さんの豹変っぷりがすごかった…。
黒川智花さん、いいね!
『MIU404』の羽野麦のイメージだったんだけど、こんな役もできるんだね~
そして、馨子の真実を暴いた後、蘭は黒澤の台本にないアドリブを入れました。
その中にこんなフレーズがありました。
憎しみも復讐もすべてあなただけのものです。
他人を巻き込んでいいものじゃない。
これ、黒澤が言っていた「復讐も憎しみもすべて彼の物。例え法を犯そうとも奪う権利は誰にもない。」に対する蘭なりの答えですよね。
もちろん馨子に向けて言っていたんだろうけど、黒澤に対しても結構な意味を持たせてるよね絶対!
蘭、やるじゃん!
サブタイトル、「仮面」を被っていたのは誰!?
さて、今回の話ですが、サブタイトルの「仮面」をかぶっていたのは一体誰なのでしょうか。
メインはもちろん馨子が「ディープフェイクでハン・ジエンという仮面」をかぶっていた、ということになるのでしょうが、それだけではありません。
馨子は「夫に従順な妻の仮面」もかぶっていましたし、夫と秘書は「不倫なんてしない良き夫の仮面」「働き者の秘書の仮面」をかぶっていたとも言えるでしょう。
みんな仮面をかぶって生きてるよね~
シンプルだけど深いタイトル!
ただ、製作者さんが1番意図しているのは、黒澤の仮面なんじゃないかな~と思いました。
志田未来さんは5月10日が誕生日!
5話の放送日は5月12日。
その2日前の5月10日が志田未来さんの誕生日でした!
撮影現場でバースデーサプライズが行われたみたいですね~。
🎂━━━━━━━━━━━━━🎁
— ドラマ『勝利の法廷式』【公式】毎週木曜よる11時59分放送! (@houtei_drama) May 10, 2023
#志田未来 さん
お誕生日おめでとうございます💐
🎁━━━━━━━━━━━━━🎂
昨日、5月10日は主演・志田未来さん
記念すべき30歳のお誕生日✨
撮影現場でバースデーサプライズを決行🥰
笑顔溢れる素敵な1年になりますように🌟#風間俊介 #髙橋優斗 pic.twitter.com/hOiaxiMYeP
志田未来さんおめでとうございます!!
仲良しそうな現場でいいよね~
これからも楽しみにしてます!!
まとめ:やっぱりいくつもの意味を含んだシンプルなタイトルが好き!
ドラマ『勝利の法廷式』の第5話は、夫の不倫に心を踏みにじられた妻が、ロマンス詐欺によって夫をはめようとする話でした!
今回もディープフェイクとロマンス詐欺という、現代ならではの素材を上手く使っているお話でした。
見終わってからサブタイトル「仮面」を見ると、いろんな意味が含まれてたんだなぁと感心しますし、やっぱり『勝利の法廷式』、かなりいいですね!
そして、次回は物語の核心に触れていくようです!
次回がますます楽しみになりますね!
それでは、
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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- 2話「サブタイトルがしっかり意味を持ってる構成がいい!」
- 3話「後継者不足問題は現代の深刻な問題だよね…」
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- 5話「黒川智花さんの豹変っぷりがよかった!!」
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