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『泥濘の食卓』ドラマ最終回(9話)ネタバレ感想。「「深愛、何が好き?」の恐ろしさたるや…!」
今回は
ドラマ『泥濘の食卓』最終回(第9話)の感想
です。
ドラマ『泥濘の食卓』は、2023年10月期のテレビ朝日系の〈パラサイト不倫〉ドラマ。
#齊藤京子(#日向坂46)主演
— 土曜ナイトドラマ「泥濘の食卓」【テレビ朝日公式アカウント】 (@nukarumi_ex) October 6, 2023
パラサイト不倫ドラマ🌷
『#泥濘の食卓』#ぬかしょく
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ピンクの泥🩷×意味深な表情🩶
不穏なポスタービジュアル解禁🫨
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実力派キャストがあなたを
泥濘(ぬかるみ)に引きずり込む⁉️
『#泥濘の食卓』は10月21日(土)よる11時30分スタート🌃
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主演は齊藤京子さん。
『泥濘の食卓』の最終回(9話)を見たので早速感想を書いていきたいと思います。
この記事は、ドラマを視聴した感想なのでネタバレを含みます。ご注意ください。
『泥濘の食卓』ドラマ最終回(9話)のあらすじ
ついに那須川夏生(吉沢悠)の存在を捻木美幸(筒井真理子)に白状した捻木深愛(齊藤京子)は、どんな人か確かめると言う美幸に無理やりスーパーに連れ出される。深愛が恐怖に震える中、名札を見て那須川を見つけ出した美幸は、明らかに大きく年の離れた那須川に愕然。挨拶だけしてその場を去る美幸だったが、自宅に戻ると「私は許さない」と告げ、深愛を部屋に閉じ込める。
スーパーでの深愛と美幸のただならぬ様子に心配になった那須川は、深愛にメッセージを送るが一向に既読にならず…。疲れ果てて帰宅した那須川に追い打ちをかけるように、深愛と那須川の不倫を知った那須川ふみこ(戸田菜穂)から、那須川ハルキ(櫻井海音)を連れて家を出ていくと告げられ、那須川は狼狽する。
一方、尾崎ちふゆ(原菜乃華)は、学校でクラスメイトの様子がどこかいつもと違うことに違和感を覚える。さらに、突然、担任教師に呼び出され、以前レイプ未遂事件があった那須川ハルキとのことを聞かれる。ちふゆは笑顔で大丈夫だと伝えて去っていくが、その直後、実はハルキも担任に呼び出されており…!
美幸の監視が以前にも増して厳しくなった深愛は、外出することも許されず、家にこもる毎日を送る。そんな中、ふみこから「久しぶりに、一緒にご飯を作らない?」というメッセージが送られてくる。家を出ていこうとする深愛を、美幸はわめきながら制止するが、それを振り切って深愛はふみこが待つ那須川のマンションへ。ふみこはまるで何事もなかったかのように深愛を迎え入れ、これまで通り一緒にご飯を作るが、その料理が食卓に並んだ時、那須川、ハルキ、そして押しかけてきたちふゆも加わって、戦慄の《最後の晩餐》が幕を開ける――!
出典:テレビ朝日『泥濘の食卓』 ストーリー 最終回
『泥濘の食卓』ドラマ最終回(9話)の感想
美幸の毒親っぷりがヤベー
深愛の母・美幸。
元々毒親っぷりがすごいと思っていましたが、だいぶ捻じ曲がった愛情表現だったみたいですね。
まぁ愛情と思っているのは本人だけで、傍からは自己効力感を満たす依存先として利用しているだけに見えました。
深愛をねじれさせたのは父親だけじゃなくて母親もだったね…
自分が「ダメな子を支える献身的な親」を演じるために、過度に深愛をダメ人間として見なしている感じ。
親としては絶対にやってはいけないことだなぁと、親として思いました。
子ども自身に「自分は何もできない人」と思わせることほどの親の罪ってないと思った…
子どもの人生を丸ごと食らうほどの影響あることだよこれ…
殴る父親というのはわかりやすくおかしいので第三者の介入も比較的しやすいですが、美幸のような精神的虐待は傍目にはわかりにくいので、よりたちが悪いですね…。
「今スグ来て?」ってスタンプあること自体がもうコエーよ
父親が学校に呼び出されたちふゆ。
父親から学校とハルキのことを聞かれて動揺しまくります。
その後ハルキにLINEをするのですが、それが中々のホラーでした。
「今どこ」
「話したい」
「コンビニ来て」
の後に「今スグ来て?」とというクマのスタンプの連投…。
うん、あのね?
「今スグ来て?」ってスタンプを持ってること自体がもう怖い。
いやだってLINEしてて「今スグ来て?」ってスタンプ送るシチュエーションってあります??
まぁスタンプには「これどこで使うんだよ!」ってやつも結構ありますけどね?
でもこれはマジで作っちゃダメなやつですよ…。
「今スグ来て?」ってヤンデレが使うイメージしかなくてコワイ…
あのクマのスタンプが夢に出てきそう…
「深愛、何が好き?」ってゾッとした…
前述のとおり、美幸は過保護タイプの毒親。
自分では愛情たっぷりで深愛と接していると思い込んでいます。
その「思い込んでいる」が明確になるシーンがありました。
普通のテンションで普通の会話として投げ込まれた
深愛、何が好き?
という食に対する問いかけ。
超ゾッとしました。
「この人、ずっと深愛にご飯を作り続けてきたんだよね?」
「自分は親として立派に子どもに愛情を注いできたつもりなんだよね?」
「それなのに、深愛の食の好みのこと、何も知らないんだね?」
親に投げかけられる「何が好き?」という質問の威力、ヤバ…
子どもに「ああ、お母さんは私のこと見てくれてなかったんだな」と思わせるに十分すぎる威力を持つ言葉でした。
そして、そのヤバさにまったく気づかずに話を続けられるところがさらにヤバイです…。
こういう親の元に生まれなくてよかったって思っちゃったよ…
モンスターちふゆが那須川家を襲撃!
ふみこから食事に誘われて那須川家を訪れた深愛。
不倫の事実を知っているのにも関わらず、ふみこもハルキも普通に深愛に接してご飯を食べます。
しかし、その食卓でふみこは深愛に「深愛ちゃんはもう1人で大丈夫」と伝えました。
ふみこは深愛のことが好きだし感謝もしてる。
けど決別しないと思ってるから最後にきちんとお別れを言おうと思ったんだね…
そんなところにちふゆが那須川家を訪ねてきます。
ハルキはちふゆに怯え、絶対入れないように美幸に伝えますが、たまたまそのタイミングで帰ってきた店長を利用し、ちふゆは那須川家の中に入ってきました。
こわいこわいこわいこわい
この時点でちふゆの目がイっちゃってましたからね。
その後に那須川家にいる深愛を見つけたときのちふゆの顔。
このドラマでめちゃくちゃ原菜乃華さんのこと好きになったわー
はい。
で、モンスターちふゆは刃物を手に取り、ついに実際に刺してしまいます。
深愛でもハルキでもなく、店長を。
ハルキをかばった店長を、だけどね
ドラマのちふゆのお話はここまで。
大好きなハルキのために暴走し、人を刺してしまったことに取り乱し、モンスターから人間に戻ったかのように見えました。
この出来事をきっかけに、まともな人間に戻れるといいんだけど…
深愛は一体どこへ向かうのか…
過保護すぎる毒親・美幸から逃げ出し、
大好きな店長とふみこから「バイバイ」と言われ、
どこへ行くか分からないのについてきてくれたハルキを引きはがし、
深愛は1人バスでどこかへ向かいます。
この物語は、そんな深愛がバスの車内で1人で自分自身を抱きしめて微笑んでいるシーンで終わりました…。
スッキリしない終わり方ではあったかな…
深愛はこの先どう生きるのでしょうか。
美幸のところへ戻るのか、それとも誰も深愛のことを知らない土地へ移住して暮らすのか…。
最後の深愛の微笑みのはどんな意味があったのか…。
あれは自嘲の笑みだったのかな?
それともしがらみから解放されて楽になった笑み?
ちょーっとこの結末はモヤモヤしてしまいました…。
自分なりの解釈をしてスッキリしたいな!
まとめ:やっぱり不倫は幸せにはならない。
以上、ドラマ『泥濘の食卓』最終回(第9話)の感想でした!
最終回はなんと1時間スペシャル。
通常は30分枠なので、2倍でした!
評判よかったからかな?
だとしたら嬉しいな~!
終わり方自体はちょっとモヤモヤでしたが、トータルとしてはかなり好きな作品でした。
深愛とちふゆの頭のおかしさには、非常に楽しませていただきました!←言い方
『波よ聞いてくれ』でだいぶ原菜乃華さんのことは好きになっていましたが、この『泥濘の食卓』でしっかりファンになっちゃいましたよ。
はー、楽しかった!
それでは、
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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