『18/40 ふたりなら夢も恋も』9話ネタバレ感想。「市郎のお弁当エピソードはずるいって…」

今回は

ドラマ『18/40～ふたりなら夢も恋も～』第9話の感想

です。

ドラマ『18/40～ふたりなら夢も恋も～』は、2023年7月期のTBS系の、年の差を超えたシスターフッド（＝女性の絆）の物語。

⋱ 7月11日START「18/40」⋰
🎬ポスタービジュアル解禁📢
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メインビジュアル📷

夕日の差す海で寄り添う2人
有栖と瞳子の年の差を超えた絆を
ストレートに表現しています🌅🤍

初回15分拡大にてスタート☺︎#福原遥 #深田恭子#エイティーンフォーティー pic.twitter.com/OyIjkOU9ux

— 18/40 7月期TBS火曜ドラマ【公式】 (@1840_tbs) June 20, 2023

福原遥さんと深田恭子さんのダブル主演。

『18/40～ふたりなら夢も恋も～』の9話を見たので早速感想を書いていきたいと思います。

この記事は、ドラマを視聴した感想なのでネタバレを含みます。ご注意ください。

『18/40 ～ふたりなら夢も恋も～』9話のあらすじ

季節は変わり4月。海かいの保育園が始まり、有栖（福原遥）は大学への復学を果たしていた。そんな中、瞳子（深田恭子）の働くBVアートが主催する10周年記念プロジェクト・育成キュレーターの最終選考に有栖が残った。たくさんの人に支えられ、育児に勉強に忙しい毎日を送る有栖。さらに、日本の大学に復学した康介（八木勇征）も海の養育費を稼ぐため、バイトに勤しんでいた。

一方、瞳子は加瀬（上杉柊平）との交際は順調であるものの、プロポーズの返事はできないまま…。そんなとき、瞳子と有栖のもとに病気を克服した貴美子（片平なぎさ）が訪れる。そのことをきっかけに、加瀬や市郎（安田顕）も呼び貴美子を祝う食卓を囲んだ後、瞳子は加瀬へのプロポーズの返事を決心し…。その裏で有栖も瞳子のことを思い、ある決心をしたことを市郎に告げた。

その数日後、育成キュレーターの最終プレゼンを待つ有栖に緊急事態が発生！ 焦る有栖にプレゼン会場で久しぶりに再会した祐馬（鈴鹿央士）が動く！　いったい何が！？

ふたりの夢も恋も掴むため、終えなければならないこともある―。
ふたりの未来へ、有栖と瞳子が出した答えとは―！？

出典：TBS『18/40 ふたりなら夢も恋も』 あらすじ 第９話

『18/40～ふたりなら夢も恋も～』9話の感想

⋱ 第9話9/5(火)よる10時⋰
『18/40 ~ふたりなら夢も恋も~』

いよいよ放送まであと1️⃣時間
有栖（#福原遥 ）と瞳子（#深田恭子 ）
からお知らせ🌅🩵

遂に今夜、最終章に突入です😳

それぞれ、夢へ踏み出す時👣
ふたりで初めて諦めることとは一体⁉︎

是非リアタイでお楽しみください💭#エイフォー pic.twitter.com/peMNTiqTIr

— 18/40 7月期TBS火曜ドラマ【公式】 (@1840_tbs) September 5, 2023

9話は有栖・瞳子・祐馬・薫がみんな少し前に進む話。

ドラマ『18/40～ふたりなら夢も恋も～』の第9話は、薫が不妊治療を卒業し、祐馬が会社を辞めてダンサーを目指し、瞳子は加瀬と結婚することに決め、有栖はキュレーターへの道を一歩進み瞳子の家から出て行くと決意した話でした。

• 薫の回想。
  • 中学生の時にできた年の離れた妹の影響で夢が産科医となった。
  • 32歳で子どもを望んだがそれは難しかった。
    • 不妊治療を始めて8年経過。
• 海、初めての保育園。
  • 有栖、復学。
    • 祐馬がBVに入った話を聞く。
• 瞳子、若手キュレーター育成プロジェクトのミーティング。
• 世奈・留依、有栖のサポートに来てくれる。
  • 康介、働いて養育費を振り込んでいる。
  • 有栖、いつまで瞳子の家にいるか思案。
• 加瀬、瞳子へ電話。
  • 加瀬の回想。プロポーズは保留になった。
  • 加瀬、榊原の気持ちに気づいてなかった。
• 貴美子、瞳子の家へ。
  • 市郎・加瀬も一緒に貴美子の快気祝い。
    • 市郎、加瀬と瞳子が付き合っていることを知る。
      • 帰り道、加瀬が瞳子にプロポーズの答えを催促。
        • 瞳子、自分が子宮内膜症で子どもを望めない可能性があることを告白。
          • 加瀬、瞳子がいれば子どもは望めなくてもいいと応える。
• 有栖、市郎と後片付け。
  • 瞳子が加瀬にプロポーズされていることを市郎に伝え、瞳子の家を出る可能性を示唆。
    • 瞳子の家を出たら市郎を頼る。
    • 有栖、市郎の初めてのお弁当の話をする。
      • 様々なことについて、有栖から市郎への「ありがとう」。
• 貴美子と話す瞳子。
  • 加瀬からプロポーズされたことを告白。
    • 年齢・病気のことに加えて有栖のこともあって迷っているのでは、と貴美子に指摘される。
• 海の夜泣き。
  • 瞳子がサポートしてくれる。
  • 海が寝た後、有栖と瞳子でアイスを食べる。
    • 有栖が「この部屋が大好き」「でも…」と言ったところを瞳子が止める。
• 若手キュレーター育成プロジェクトで有栖がBVアートへ。
  • コンペの準備のため。
    • 社内で祐馬と再会。
      • 有栖、祐馬に「ダンスもうやらないの？」と聞くと、祐馬は逃げる。
• 瞳子、薫に呼び出される。
  • 薫、8年不妊治療をしていたことを瞳子に告白。
    • 夫から「これ以上薫の身体の負担になることはやめよう」「2人で楽しき生きて行こう」と言われて不妊治療をやめることに。
      • 薫と瞳子、2人で泣く。
• 有栖、元バイト先のART & CAFE Colorへ。
  • 有栖、夏休み入ったらまたバイトさせてもらう約束をする。
  • 本橋から祐馬の話を聞く。
    • そこにちょうど祐馬がやってきて2人で会話。
      • 有栖、祐馬に「私の前で無理に笑わなくていい」と伝える。
• 若手キュレーター育成プロジェクトのコンペ前日。
  • 有栖、真剣に練習。
  • 瞳子、「自分のギャラリーをつくって」という夢を告白。
• 若手キュレーター育成プロジェクトのコンペ当日。
  • 有栖、光峯に声をかける。
    • 光峯、プロジェクトに関しても祐馬に関してもけん制。
  • 保育園から電話。海が39℃の熱を出してしまった。
    • コンペの直前で海を迎えに行こうとする有栖。
      • 祐馬が保育園に海を迎えに行ってくれることに。
        • 有栖、堂々とプレゼンと終わらせ、急いで帰る。
        • 祐馬、医者に言われたことをメモして有栖に渡してくれる。
• 祐馬、黒澤社長にミーティングをすっぽかして叱られる。
  • 祐馬、BVという会社は黒澤社長の夢を実現した結果ですごいと賞賛。
    • 祐馬、自分の夢を叶えるために、黒澤社長に退職届を提出。
• 若手キュレーター育成プロジェクトの選考結果が出る。
  • 有栖、祐馬を呼び出して選ばれたことを伝える。
    • 祐馬、会社を辞めてもう一度ダンスで夢を追うことを伝える。
      • 有栖、近くで応援させてほしいと発言。
        • 笑顔の2人と海。
• 瞳子、加瀬を呼び出す。
  • 「加瀬との将来を考えているが、その前に話さなきゃならない人がいる」と伝える。
• 瞳子と有栖、お互いに「話がある」と伝える。
  • 有栖の話は「瞳子の家を出る」こと。
  • 瞳子の話は「加瀬と結婚する」こと。
    • 「出て行くまでに何も返せなかった」という有栖に「毎日毎日何度も何度もたくさんもらってる」と反論する瞳子。
    • 2人の関係はこれからもかわらないけど、それぞれ少し前に進もうと決める。
      • お礼を言い合う2人。

海の保育園の先生がしずちゃん！

海が保育園に通うことになりました。

そして保育園の先生はなんと、南海キャンディーズのしずちゃん！


…ではなく、富田望生さんでした。

やっぱりしずちゃんを演じるには相当努力をしていたのでしょうね。

富田望生さんのすごさを改めて感じました。

榊原透子もいいやつだな！

瞳子さんと付き合うことになってラブラブご機嫌の加瀬さん。

そんな加瀬さんを見て、榊原は「結婚しちゃえばいいのに」と言います。

そして、ふわっと「榊原が加瀬のことを好きだった」と伝えました。

しかし、榊原はそんな加瀬さんに対しても「おふたりなら大丈夫ですよきっと」と励ましの言葉をくれました。

このドラマ、登場人物がほぼすべて普通以上の善人ぞろいなんですよね～。

だから、見ると心が癒されるのかもしれません。

貴美子さん復活！よかった！！

貴美子さんの手術が無事終わり、退院したようで、瞳子の家にまた来ました！

市郎と加瀬さんも呼んで、みんなで貴美子さんの快気祝い。


いや、ホントに！

マジで！


貴美子さんが無事でよかったー！！

瞳子さんと加瀬さんも結婚秒読みムードになってましたし、幸せなシーンでした…。


…貴美子さんが元気でよかった…。←しつこい

だからお父さんのお弁当のエピソードはダメだって…

瞳子さんが加瀬さんを送りに外に出て行った後、有栖は市郎と2人で後片付けをしていました。

そこで瞳子さんと加瀬さんの結婚のために、瞳子さんの家を出ることを考えている有栖。

瞳子さんの家を出たら「お父さんを頼ることになるかも」という有栖を、市郎はドンと受け止めてくれます。


そして始まる有栖の「お父さんのお弁当エピソード」…。

お母さんが亡くなって、市郎が初めて作ってくれたお弁当。

中身は、しょっぱいおにぎり・甘すぎる卵焼き・焦げたタコさんウインナー。

「あんまりおいしくないかも」って渡され、実際あんまりおいしくなかったお父さんのお弁当。

有栖は「ごちそうさま」も言わずにお弁当箱を返したそうです。


でも…。

「ホントはすごく嬉しかった。」

いやぁ…、この親子。

本当に泣かせにきやがりますよ…。

ベタですが、こういう家族愛的なのにはやっぱり弱くて…。

以前のお弁当袋のエピソードもよかったですし、今回もよかったです…。ぐすっ。

夜中に食べるアイスは最高だよね！

海の夜泣きで起きた有栖と瞳子。

2人で協力して海を寝かしつけました。

そして瞳子の発案により2人でアイスを食べることに。

そんな最高のアイスタイムの中、有栖は何かを決意したように「この部屋が大好きです」と言い出します。

しかし瞳子は有栖の「でも」に続く言葉を遮りました。

薫、瞳子に不妊治療のことを言ったの偉いよ…

薫は8年間の不妊治療の末、子どもを諦める選択をしました…。

それを瞳子に伝える薫。

「きっぱり諦めた」と言ってもそんなに割り切れるものではありませんよね…。

しかも薫の職業は産科医。

他人の子どもの姿は毎日目に入るわけです。

そんな自分の状況を、しっかり伝えられる薫は偉いです…。

一緒に泣いてくれる親友の瞳子さんがいて本当によかったです。

有栖、「私の前では無理して笑わないでいい」カウンター！

colorで祐馬と会った有栖は、祐馬に「私の前では無理して笑わないでいい」と言いました。

というかこれ、もう有栖の告白ですよね！

こんなこと好きな人にしか言わないでしょうし、告白された祐馬に言われたことをそのままお返ししてるわけですから。

ダークサイド光峯発動！

プレゼン当日、有栖はオフィスの入口で光峯に出会いました。

親しげに「頑張りたい」と話す有栖に対し、素っ気ない態度で「ここまでは瞳子さんの力で来れたかもしれないけど、これからはそうはいかないものね」と突き放す光峯。

さらに「私と祐馬が婚約していること知っていたわよね」と釘を刺しつつ、「ごめんなさい、あなたには関係なかったわね」と嫌味を言い放ちます。

敵にはとことん厳しくいく、光峯綾香の側面が見られました。

「話しておかなきゃいけない大事な人」って…

加瀬さんのプロポーズに応える前に、瞳子が「話しておかなきゃいけない大事な人」。

それが有栖…。

加瀬さんと結婚すると有栖に宣言した瞳子さんでしたが、有栖と海にすぐに出て行ってほしいとは思っていません。

しかし、それはムリな話。

有栖はムリなことはしっかりわかっていて、元から瞳子さんの家を出て行くつもりでした。

そして、「もらうばっかりで何も返せなかった」と言う有栖に、「たくさんもらった」と返す瞳子さん…。


お互いのことをとても大事に想っていることが伝わるやりとりに、胸が熱くなりました。

まとめ：登場人物がいい人ばっか！

『18/40～ふたりなら夢も恋も～』第9話は、瞳子は加瀬と結婚することに決め、有栖はキュレーターへの道を一歩進み瞳子の家から出て行くと決意した回でした！

有栖・瞳子さん・祐馬・加瀬さんのメイン4人はもちろん、市郎・貴美子さん・榊原・薫・世奈・留依・本橋・三上と、このドラマに出てくる登場人物みんな超いい人なんですよね！

光峯綾香も、ライバルに対する振る舞いがよくないだけで、基本はいい人ですし。

心が洗われる、いいドラマです。

さて、次回は最終回。

3話の終わり以上にいい終わり方をしてくれると期待しています！