『この素晴らしき世界』最終回(9話)ネタバレ感想。「ハンプティダンプティの置物がキーアイテムとは！」

今回は

ドラマ『この素晴らしき世界』最終回（第9話）の感想

です。

ドラマ『この素晴らしき世界』は、2023年7月期のフジテレビ系のなりすましコメディードラマ。

\✨#すばせか ポスタービジュアル完成💐/#若村麻由美 さん#木村佳乃さん#沢村一樹 さん#マキタスポーツ さん
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— 「この素晴らしき世界」フジテレビ7月20日（木）スタート【公式】 (@subaseka_fujitv) July 4, 2023

主演は若村麻由美さん。

『この素晴らしき世界』の最終回（9話）を見たので早速感想を書いていきたいと思います。

この記事は、ドラマを視聴した感想なのでネタバレを含みます。ご注意ください。

『この素晴らしき世界』最終回（9話）のあらすじ

浜岡妙子（若村麻由美）、比嘉莉湖（木村佳乃）、水田夏雄（沢村一樹）たちは沖野島紀明（吉田宗洋）が起こした犯罪を暴露することを決意。陽一（マキタスポーツ）やあきら（中川大輔）、育田詩乃（平祐奈）、蒼井蛍（永瀬莉子）、浅野俊徳（佐戸井けん太）らの協力も得て一致団結して計画を進めていた。若菜絹代（若村・二役）の不倫相手で、妙子に助言を送っていたMr.Summer timeこと刃月恭介（椎名桔平）も背中を押してくれている。さらに妙子たちは暴露サイトを運営するグリフ（久保山知洋）にも協力をあおぎ、次の日曜の24時から動画生配信を決行することに。

しかし、妙子たちの行動はグリフを通じて安原光顕（西村まさ彦）に筒抜けだった。沖野島の犯罪を隠蔽した國東統次郎（堺正章）に事情を話した安原は、同じく裏事情を知るテレビ局専務、堂道（ふるごおり雅浩）に、日曜日の夕方に放送される同局のニュース情報番組のコーナーに若菜絹代本人を出演させるよう頼む。そこで、現在世間に若菜として顔を出している人物が偽物だと告発させ、妙子たちの計画をつぶすことをもくろんでいた。

妙子たちと安原たちの思惑がぶつかり合う中、日曜日を迎える。妙子たちは莉湖の自宅で配信準備を始め、そこには櫻井佳音（葉月ひとみ）の姿もあった。一方、テレビ局のスタジオでは、安原や室井セシル（円井わん）たちが見守る中、若菜のコーナーが始まる。莉湖の家ではグリフが妙子たちに番組を見せまいと必死になり…。

出典：フジテレビ『この素晴らしき世界』 ストーリー 最終回

『この素晴らしき世界』最終回（9話）の感想

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『ストーリーの序盤から妙子(#若村麻由美 さん)と連絡を取り、
影ながら支援していた“Mr. Summer time”。
その正体は刃月恭介(#椎名桔平 さん)だと判明したが、
刃月は「Mr. Summer… pic.twitter.com/4dt6eStIUU

— 『この素晴らしき世界』毎週木曜よる10時 フジテレビ木曜劇場【公式】 (@subaseka_fujitv) September 14, 2023

最終回は妙子が最後に生放送で若菜絹代を演じる話。

ドラマ『この素晴らしき世界』最終回（第9話）は、若菜絹代も室井も実は妙子たちの仲間であり、18時からの生放送で妙子が沖野島の罪を告発できて、妙子が若菜絹代を演じ終える話でした。

最終回の主な出来事

• 若菜絹代、生放送で衝撃告白。
  • 七瀬ほのか、生配信で若菜絹代の生放送を見て拡散してほしいと訴える。
  • 本番でリハーサルと違うことを発言。
    • 生放送に出ているのが妙子。
      • 沖野島の殺人を告発。
• 回想。室井、もう一人のMr.summer timeだった。
  • ドラッグパーティー死亡事件で亡くなったのは室井の姉だった。
  • 若菜絹代、室井をしっかり信頼していた。
    • 若菜絹代を海外に逃がしたのは室井。
    • 若菜絹代、妙子に生放送で読んでほしい手紙を渡す。
• 妙子、若菜絹代から頼まれていたこと以上に自分の想いを生放送で訴える。
• 國東、若菜絹代のなりすましに気づいていた。
• 沖野島は無事逮捕された。
• 室井、妙子の昔の同僚の娘だった。
  • 介護の仕事をしていた時の同僚・トシヨの娘だった。
    • 妙子のことが好きで似ている若菜絹代のファンになり、マネージャーになった。
• 安原と桐山が曼珠沙華を退職、浅野弁護士が顧問弁護士となった。
• 妙子、真由美に旦那の浮気の証拠を渡す。
• 1年後、妙子が室井と西條に連れていかれる。
  • 若菜絹代が再び失踪、妙子が強制的になりすましをさせられそうなところでおしまい。

8話の最後のはリハーサルだったんかい！

8話の最後で若菜絹代が莉湖と妙子を告発するシーンがありました。

しかし、アレはリハーサルで実際に放送されているものではありませんでした。

「危険だから」で納得するみんな、素直すぎでしょ

沖野島の告発をするための24時からの生配信のために莉湖の家に集まった面々。

集まったのは配信開始の7時間前でした。

これはグリスが安原の指示の下、18時からの生放送を見られたり、情報を得たりしないようにするためのものでした。

なのでグリスは7時間の間、全員を莉湖の家から出してはいけません。

そんなことを考えていたら、早速夏雄の提案で外にご飯を食べに行こうとするみんな。

グリスは必死になってみんなを止めようとするも、「なんで？」とみんなから疑問を投げかけられてしまいます。

咄嗟にいい理由も思いつかず、グリスは「危険だから」と主張します。

しかし、みんなは「危険なら」「グリスさんが言うなら」と納得するのでした。

まぁ本当は18時から生放送の件が筒抜けだったので、グリスの反応で遊んでいただけなんですけどね。

生放送に出てる方が妙子だった！

18時になり生放送が始まると、若菜絹代はリハーサルとは全く違う行動に出ます。

なんと！

生放送に出ている方が妙子だったのです。

つまり、沖野島の告発を行おうとしているのは24時からの生配信ではなく、18時からのテレビの生放送でした！

いやー、このどんでん返しにはやられましたね～。

七瀬ほのかは妙子のこと知ってるのかな？

18時からの生放送作戦には、七瀬ほのかも協力しています。

同時に七瀬も生配信を開始。

視聴者に若菜絹代の生放送を見て拡散してほしいと呼びかけました！

ただ、ちょっと気になるのは、七瀬ほのかは「自分が接していた若菜絹代が偽物だったと知っているのか」です。

あとは「8話で意味深に出ていた放送前日土曜日12:00に何をしていたのか」ですね。

「妙子が正直に話して協力依頼をしたのが前日12:00だった」とかなんですかね？

あのハンプティダンプティの置物にカメラが仕込まれていたとは！

莉湖の会社にあってちょくちょくカメラに抜かれていたハンプティダンプティの置物。

ハンプティダンプティの置物の中には監視カメラが仕込まれていたのです！

あれが最終的に重要なものになるのは見事な伏線回収でした！

「なんだこのハンプティダンプティの置物は？」と思っていたのですが、まさかキーアイテムだとは想像だにしていませんでした。

もう一人のMr.Summer timeが室井だったとは！

前回刃月さんが「Mr.Summer timeは自分だけじゃない」的なことを言っていましたが、その意味が明かされました。

なんと、もう一人のMr.Summer timeは室井だったのです！

ドラッグパーティー死亡事件で亡くなったアイドルは室井のお姉さんで、室井はお姉さんの死の真相を暴くために芸能界へ入ったのでした。

そして妙子は、室井にいいように転がされていたのです。

若菜絹代も協力者だった展開はアツイねー！

味方だったのは室井だけでなく、本物の若菜絹代もでした。

しかも、関係がよくない雰囲気で室井が話していた若菜絹代と室井の仲は、超優良な関係でした。

妙子の言葉が今のタイミングだからこそ余計に響くね…

妙子が生放送で言っていた言葉、今のタイミングだからこそ余計に響きますね…。

私達の問題は、多くの人がそれに気づいているのに実際には何も変えられないことの方だと思うのです。

正しさが口をつぐみ、良心が言葉を飲み込んできてしまったこと。

卵に何かあるのかな？

無事生放送で告発できた妙子たち。

それぞれの日常に戻っていきます。


その日常を象徴するシーンとしてそれぞれの朝食が映ったのですが、全員卵を使ったメニューでした。

正直筆者には何で卵メニューで統一されていたのかわかりませんでした。

誰か教えてくださーーい！

特別編がただの総集編じゃないっぽくて嬉しい！

9話という少し短い話数で最終回を迎えた『この素晴らしき世界』。

しかし、最終回の翌週には特別編の放送があるようです。

と思っていたのですが、公式サイトのあらすじを見た感じ、最終回の後の話になるみたいです。

まとめ：室井も若菜絹代も味方だった！

『この素晴らしき世界』最終回（第9話）は、若菜絹代も室井も実は妙子たちの仲間であり、18時からの生放送で妙子が沖野島の罪を告発できて、妙子が若菜絹代を演じ終える話でした！

本物と偽物が戦うことになると思いきや共闘でした！

この展開は予想していなくてワクワクしました～。

でも室井も若菜絹代も協力者だったので、圧倒的な完全勝利で戦った感じはありませんでしたね。

生放送での妙子のまっすぐなスピーチはグッと胸に来るものがあり、最後はしっかりコメディらしいオチで終わらせてくれる素晴らしいドラマでした！